温め直しのエチュード

シラベル作曲「温め直しのエチュード」の紹介ページです。

宅録・DTM

アコースティックギター、エレクトリックギター、パーカッションによる多重録音です。

温め直しのエチュード_2025-02-14.m4a[AAC]

スリーフィンガー奏法によるアコギのパートを録音して、それにパーカッションをつけ、それらでミックスを試作して、それに合わせてエレキでメロディをつくりました。エレキはクリーントーン。ピック弾きではなく爪弾きです。

パーカッションは、ペットボトルシェイカーと巻き尺を使いました。各4拍目のウラで、しゅるるるビッ、という音を出しているのが巻き尺。自動巻き取りタイプのものを使い、引っ張って離しての繰り返しで演奏しました。

この音源の初出は、2025年2月14日の「おとすきー」への投稿でした。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

4人合奏です。

4人合奏

MMLの最終更新日
2025年4月19日
演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。

温め直しのエチュード_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約1分40秒
現仕様との適合性
対応済み
楽譜

説明

「宅録・DTM」の節に載せている音源をもとにしました。テンポがだんだん速くなる点や、ギターの小ミスもほどほどに真似ています。生楽器の演奏だとテンポが多少走っても気にならないのが、打ち込みだと途端に露骨な印象になるので、テンポの上昇は控えめにしました。

アコギのきらびやかさを出す為、リュートは1オクターブ上のさらに5度上の音をうっすら重ねています。「黒い砂漠」で演奏データをつくるときは、MMLみたいに文字数を気にする必要がない(音符の数に上限があるものの、ふつうの作譜では使い切れない)ので、1オクターブ上やそのさらに5度上の高さを重ねての音色づくりを積極的にやります。その影響でちかごろ、マビノギMMLでもこのような手法を採ることが増えています。昔は、そういう字数がかさむようなことはあまりしなかったのでした。

フルートは、アタックの強調など、強弱の表情づけの為に2トラックでおなじ高さの音を違う長さで重ねています。64bit改変後の仕様では、こういう手法がやりやすくなりました。あと1トラックでは、5度上をうっすら重ねて音色づくり。

ロンカドーラはパーカッション。こちらは64bit改変後の劣化が著しいので、なんとかいい音になるようにあがいてみました。4拍目ウラのビビビッという音も、宅録音源で説明したとおり、巻き尺の音の再現です。

曲のあらまし

2025年2月作曲。カントリーっぽい、おだやかなBGM。

スリーフィンガー奏法はしょっちゅうやっているものの、この曲の伴奏のような(つねに16分ウラで人差し指ではじく)パターンは、まだ身についていませんでした。それで練習して、本気で弾く為に録音もして、どうせ録音するなら公開するに足るようなものに仕上げよう、ということで生まれた曲です。曲名にエチュードとつけたのはそういうわけです。ただの練習から曲に発展するのは、わたしの場合めずらしくありません。

作品データ

曲名表記
温め直しのエチュード
曲名かな書き
あたためなおしの えちゅーど
作曲
シラベル
発表日
2025年2月14日