重力の閨

シラベル作曲「重力の[ねや]」の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

10人合奏です。

10人合奏

MMLの最終更新日
2024年12月1日
演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。

重力の閨_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約5分20秒
並び順
ウクレレとフルートが左側、リュートCとリラが右側。
備考・注記
チューニングフルートは要チューナー。
現仕様との適合性
対応済み
楽譜

説明

音色づくりとして、ギターのコード弾きを表現しているリュートCに、リラをやや小さめに重ねたり、リュートAの64分音符の低音で、4つ打ちのバスドラムをより強調したりしています。ウクレレパートの反復フレーズでは、1オクターブ上の音をわずかに遅らせて鳴らしています。

間奏のフルートはアドリブっぽい感じ。ひととおり仕上げた時点では、この間奏はちょっと弾きすぎているかも、あとで書き直して音数を減らそう、と思っていましたけれど、初演を経て、何回も聴いているうちにこのくらいがいいかという気分にだんだんなってきて、結局ちいさな修正にとどめました。

曲のあらまし

2022年7月に残していた即興の試作をもとに、2024年10月にマビノギMMLを書いて、構成をまとめました。

試作時の鼻歌ですでに「じゅうーりょーくーの」と唄っていたので、タイトルも重力のなんちゃらにしよう、ということで悩んだ末に「重力の閨」にしました。きっと歌詞をつけるときに、なんでこんなタイトルにしたのかと、自分の首を絞めることになりそう。

おなじようなフレーズを反復しながら、各パートの密度を増減して変化をつけていく、というのはテクノの作法です。ただ、テクノの歌ものをつくろうとしたのではなくて、ひとつの大事なメロディを繰り返すだけで終わる曲でもいいではないか、という考えがまず先にあり、それってテクノだったら普通のことだなあ、なるほど自分の志向はテクノの手法と相性がいいのかも、ということを確かめようとした曲といえるかもしれません。めまぐるしく展開する曲もいいですけれど、Aメロやサビといったお決まりの起承転結がしらじらしく思えるときもあるし、覚えるのもたいへんになりがちだから(こっちが本音か?)、こういうミニマルで原始的な作風をもうすこし突き詰めていきたい気持ちもあります。

作品データ

曲名表記
重力の閨
曲名かな書き
じゅうりょくの ねや
作曲
シラベル
発表日
2024年10月27日