重力の閨
シラベル作曲「重力の閨」の紹介ページです。
MML
マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。
10人合奏です。
10人合奏
- MMLの最終更新日
- 2024年12月1日
- 演奏音源
-
冒頭の調律部分を含みます。
- 演奏時間
- 約5分20秒
- 並び順
- ウクレレとフルートが左側、リュートCとリラが右側。
- 備考・注記
- チューニングフルートは要チューナー。
- 現仕様との適合性
- 対応済み
- 楽譜
- 女声 (文字数:0・0・0・1200)
- リュートA (文字数:1598・1198・900)※歌パート除外で入力
- リュートB (文字数:1600・1200・542)※歌パート除外で入力
- リラ (文字数:1598・1097・866)※歌パート除外で入力
- ウクレレ (文字数:1599・1109・896)※歌パート除外で入力
- フルート (文字数:1600・1200・900)※歌パート除外で入力
- チューニングチェロ (文字数:1600・1200・900)※歌パート除外で入力
- チューニングフルート (文字数:1600・1199・896)※要チューナー。歌パート除外で入力
- ドラム (文字数:1598・1178・890)※歌パート除外で入力
- リュートC (文字数:2480・1608・1379)ザブキエルの楽譜集(3)使用
- リュートC:分割1本目 (文字数:1600・1200・900)※歌パート除外で入力
- リュートC:分割2本目 (文字数:880・408・479)
説明
音色づくりとして、ギターのコード弾きを表現しているリュートCに、リラをやや小さめに重ねたり、リュートAの64分音符の低音で、4つ打ちのバスドラムをより強調したりしています。ウクレレパートの反復フレーズでは、1オクターブ上の音をわずかに遅らせて鳴らしています。
間奏のフルートはアドリブっぽい感じ。ひととおり仕上げた時点では、この間奏はちょっと弾きすぎているかも、あとで書き直して音数を減らそう、と思っていましたけれど、初演を経て、何回も聴いているうちにこのくらいがいいかという気分にだんだんなってきて、結局ちいさな修正にとどめました。
曲のあらまし
2022年7月に残していた即興の試作をもとに、2024年10月にマビノギMMLを書いて、構成をまとめました。
試作時の鼻歌ですでに「じゅうーりょーくーの」と唄っていたので、タイトルも重力のなんちゃらにしよう、ということで悩んだ末に「重力の閨」にしました。きっと歌詞をつけるときに、なんでこんなタイトルにしたのかと、自分の首を絞めることになりそう。
おなじようなフレーズを反復しながら、各パートの密度を増減して変化をつけていく、というのはテクノの作法です。ただ、テクノの歌ものをつくろうとしたのではなくて、ひとつの大事なメロディを繰り返すだけで終わる曲でもいいではないか、という考えがまず先にあり、それってテクノだったら普通のことだなあ、なるほど自分の志向はテクノの手法と相性がいいのかも、ということを確かめようとした曲といえるかもしれません。めまぐるしく展開する曲もいいですけれど、Aメロやサビといったお決まりの起承転結がしらじらしく思えるときもあるし、覚えるのもたいへんになりがちだから(こっちが本音か?)、こういうミニマルで原始的な作風をもうすこし突き詰めていきたい気持ちもあります。
作品データ
- 曲名表記
- 重力の閨
- 曲名かな書き
- じゅうりょくの ねや
- 作曲
- シラベル
- 発表日
- 2024年10月27日
関連リンク
- ほかの楽曲紹介ページ(ランダムリスト)