メリーさんのひつじ

童謡「メリーさんのひつじ」のマビノギMML編曲の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

フルートのソロです。

独奏

MMLの最終更新日
2018年12月16日
演奏音源
メリーさんのひつじ_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約1分5秒
備考・注記
調律なし
現仕様との適合性
問題なし
楽譜

説明

このMMLに限らずいろんな作品で登場する小技ですけれど、「MIDI」の節での説明にも関連するので、ここでちょっと触れます。マビのフルートの音色は、B3以下の音域がC4からB4の高さで鳴り、C7からE7の音域がC6からE6の高さで鳴ります。C4・C4・C4、とふつうに連打させるときに、この仕様を踏まえて、C4・C3・C4、というふうに音を置くと、プチプチノイズが出ず、きれいに鳴らせます。とくに疑似リバーブやトレモロの表現を入れるときに役立ちます。シャリュモーやホイッスルなどでも同様のことができます。(2023年の64bit改変後、このような細工は無用になりました。)

MIDI

MIDIファイルを公開しています。

2021年5月2日作成。別節に載せているMMLをコンバートしたものです。

「MML」の節で説明した、マビノギのフルートの音域の仕様に合わせて書いた箇所は、一般のMIDI音源で正しく再生されるように音の高さを直すのですけれど、このファイルでは、MML作成ソフトのピアノロールとMIDIシーケンサーのそれとで音の配置がおなじに見えるよう、移調ではなくてピッチベンドをあえて用いて1オクターブずらす形にしてみました。1トラック増やして、ピッチベンドでずらす音のみそちらに移動させています。なお、たとえばC3とC4とで別の音のサンプルが割り当てられているならば、ピッチベンドを用いてC3をC4の高さで発音するのと、ふつうのC4を発音するのとでは、鳴らされるサンプルが異なるので、音の質感も別々のものになります。これは使用音源次第です。それによってより豊かに響くか違和感が出るか、これもおなじく音源次第です。

《コリモセーズ/シラベル》は、「メリーさんのひつじ.mid」を、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(外部リンク)で提供しています。利用規約も御確認ください。

曲のあらまし

アメリカの童謡「メリーさんのひつじ」(Mary Had a Little Lamb)です。いわゆるマザーグースのひとつ。

MMLは、2018年のクリスマス演奏会の、演奏者登場時BGMのひとつとして書いたもの。この曲名に似た名前をもつ楽師のかたの出番のときに弾きました。

同時に3音までしか、さらに中音域の3オクターブしか鳴らせない、きびしい制約のなかで遊んでみた、という趣向のアレンジです。前半は疑似リバーブを活かし、後半はボサノバっぽいアプローチで、お茶目にまとめました。

作品データ

曲名表記
メリーさんのひつじ
曲名かな書き
めりーさんの ひつじ
作曲
(アメリカ民謡)
発表日
2018年12月22日