360°

シラベル作曲「360°」の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

8人合奏

2019年9月13日版の8人合奏。

演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。

360°_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約3分50秒
並び順
前列左から、ピアノ・女声B・女声A・女声C・エレキギター。後列左から、リュート・小太鼓・シンバル。
現仕様との適合性
問題なし
楽譜

サウンドクラウド投稿版

MusicQ改変前、2015年12月17日時点のものです。

当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。

説明

アコースティックギターのストロークに相当する音をリュートの単音で記号的に表すところなんかは、8人合奏時代の工夫です。

小太鼓とシンバルの組み合わせは、ドラム実装前のオールドスタイル。わたしの場合、物足りないと思わない限り、(ドラム実装前に書いたMML作品の打楽器パートを)ドラムに換装せずにそのままにしています。

エレキとピアノが(もしくはハモりの女声B・Cが)それぞれ左右から鳴ってくれないと、全体がぼってりとごちゃついた響きになりがちなのは否めません。しかし残念ながら、64bit改変以降は、演奏者から一定距離内ではモノラルで聞こえるなど、音の定位の制御に不自由さがあるなかで演奏せざるを得ません。

歌詞

はやくたどり着け  声が届く場所まで  まぶた見開いて  空高く風切って時を追いかける  報せが夜明けを叩いた  覚悟はしてたつもりでも  身支度する手が震える  時代は冷たく波打つ  地平線上を緋色が染めてるあの先へ  大きなイーグルで  いますぐに行くから待ってて  はやくたどり着け  国境[くにざか]いも飛び越え  息がつらくても  いつの日か会おうって約束したから  さえぎるものはなにもない  自由は冷たく健やか  にごる感情を[あお]ですすげば瞳から  荒野へ雨の粒  たよりない明日[あした]を待ってて  はやくたどり着け  声が届く場所まで  息がつらくても  いつの日か会おうって約束したから  迷わない 360°の空

MIDI

MIDIファイルを公開しています。

2015年3月下旬にひととおり形にしたもの。MIDIで試作して、MMLを書きながらこまかいところを詰めたりボツにしたりして、その結果をMIDIにも反映させた、という流れだったかもしれません。ベタ打ちなので、鑑賞向けではなくメイキング資料です。

曲のあらまし

2015年3月作曲。実際に唄うとなると難しそうな3声コーラスで押しまくるポップロックです。

四方ぐるり、さえぎるもののない真っ青な虚空を、逸る心で翔けていく、そういうイメージだけはずっとあったのですけれど、なかなか歌詞に具体化できないままでした。2022年7月に、取り組む機会を持って、ようやくのことで形に。若気あふれる感じを前に出したかったから、ややこしい深刻な話を詰め込まないようにして、言外に匂わせる程度にしました。実際に唄ってみると、曲の勢いに比べて歌詞の調子がおとなしかったかな、という感があります(ほかのひとが唄えばしっくりくるのかもしれません)。音と歌詞とのマッチングは実に難しいと改めて感じます。

作品データ

曲名表記
360°
曲名かな書き
さんびゃくろくじゅう ど
作曲
シラベル
発表日
2015年3月28日