青い海のウンディーネ
シラベル作曲「青い海のウンディーネ」の紹介ページです。
MML
演奏音源
マビノギMMLの演奏音源です。
9人合奏
冒頭の調律部分を含みます。2022年9月11日版。
6人合奏(装飾パート抜き)
「9人合奏」のうち、必須ではない3パート(リュート、エレキギターB、チューニングフルート)を省いてミックスしたものです。6人で合奏するとこういう音になります。響きの違いを、9人合奏と比べてみてください。
サウンドクラウド投稿版
MusicQ改変前、2015年8月20日時点の、小太鼓とシンバルを含む6人合奏です。
当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。
説明
MusicQ改変からだいぶ年月を経ての完成版です。2017年にも少々手直ししてはいたのですけれど、どうもいまひとつでした。もともとウクレレベースでは間が持たせづらい箇所がいくつかあった上に、音源変更でリラの音の伸びが悪くなって、スカスカになっていました。小太鼓、シンバル、ウクレレの音色が暑苦しくなった(音圧上げされた)のも気にいりませんでした。
リラに関しては、8分音符のアルペジオを、4分音符の2音で交互に鳴らす形に徹底しました。そして、ウクレレとおなじフレーズをリュートで小さめになぞることにして、ウクレレベースの弱点を補いました。
打楽器パートは、ドラムに置き換えることにしました。MIDIの項に載せているファイルの内容をもとにしました。クラッシュシンバルやハイハット類をドラムBに振り分けています。マビのドラムのオープンハイハットが貧相なので、旧来のシンバルパートを残すべきか、仕上げの途中までは迷っていました。
エレキを1本足して、16分音符ぶんずらしたディレイ役としました。フルートには、チューニングフルートをうっすら重ねました。リュートとエレキBとチューニングフルートの3パートは、いわば音色の味つけ役で、これらを省いて6人から8人で合奏しても、ちゃんとした演奏になります。まだ2017年の頃は、こういう〈お化粧パート〉のつけ足しに関して消極的でした。
リラはもともと残響感がついているし、ほかのパートもお化粧して、全体的ににじみがかかった響きになったなかで、ドラムがちょっと浮いて聞こえる懸念がありました。スネアの音を、2tickずらして2種類(2Aと2B)重ねることで、ちょっとだけぼかしてみました。
初演は2015年2月13日で、演奏会「TY-Jam10」用に仕立てたバージョンの「A.U.U.~青い海のウンディーネ」として演奏しました。これについては会の主催のかたのブログに記事が残っていて、MMLも載せていただいています。ただし、MusicQ改変前の、最適化されていないソースなので、現在そのまま用いても役に立ちません。「A.U.U.」バージョンは1回かぎりのものですので、過去の記録のひとつとして紹介いたします。
MML置き場
マビノギ用MMLをtxtファイルで公開しています。楽器名の書かれたボタンを押すと、下に枠が出て、ファイルの内容がそのなかに表示されます。リスト内のリンクからもtxtファイルにアクセスできます。
9人合奏
- 演奏時間
- 約5分5秒
- 並び順
- 左端にリラ、右端にエレキA。その内側、前列左から、エレキギターB・フルート・チューニングフルート。中列左から、リュート・ウクレレ・ドラムB。後列中央にドラムA。
- 楽譜
MIDI
MIDIファイルを公開しています。
2015年1月26日のファイル。作りかけの部分も目立つものの、曲の流れはだいたいまとまりつつある、という段階のもの。ですので、鑑賞向けではなくメイキング資料です。これをもとにして、MMLに取りかかったわけです。
曲のあらまし
語感が気にいってこのタイトルを決めてから、曲構成をまとめていきました。MIDIシーケンサーで試行錯誤してつくった不思議なコード進行が続きます。メロディより、そういう全体的な鳴りを重視した面があります。
2014年9月にスケッチした断片が、出だしの部分となりました。2015年1月から2月に作曲。
作品データ
- 曲名表記
- 青い海のウンディーネ
- 曲名かな書き
- あおい うみの うんでぃーね
- 作曲
- シラベル
- 発表日
- 2015年2月13日