紅させば都

シラベル作詞・作曲「紅させば都」の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

8人合奏

2019年9月17日版の8人合奏。

演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。

紅させば都_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約4分35秒
並び順
前列左端にホイッスル。前列中央に女声。前列右端にエレキギター。後列左から、小太鼓・ウクレレB・ウクレレA・マンドリン・シンバル。
現仕様との適合性
ウクレレノイズドラム不可(ほかは調査予定)
楽譜

サウンドクラウド投稿版

MusicQ改変前、2016年9月10日時点のものです。

当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。

説明

ウクレレノイズドラムという技法を見つけて、メロディック・スピード・メタルでよく聞くような、やや高音のバスドラムの表現として用いました。ああいう音は大太鼓などではうまく表現できません。でも、まねするひとをあまり見かけませんし、やっぱりただうるさいだけなのだろうか。ドラムが実装された現在においては、こんなことをする必要もほとんどありません。

歌詞

フリルをはためかせ道をゆく  女として生き延びてゆけそうかな  闊歩するハイヒール  骨盤も躾けてきた体なら  履きこなせる  満天のスパンコールに  見破られるな  ボロが出れば生い立ちも曝されるはず  生まれた肉体に逆らえず  [たね]となり奴隷となって死ぬだけの  男はがらくたで役立たず  血で血を洗い続けたけがれたケモノ  眷恋[けんれん]の女性国家にもぐり込むまで  耐えに耐えてふくらんだ胸の決意  きれいになれたらどんなにいいか  世界は女が彩る時代  君も瓦礫の町をぬけ出したいなら  頬に紅をさせ  やがては歴史が巡り戻ると  なぐさめみたいにいうのを笑う  女達はもう鳥籠には帰らない  永遠[とわ]に羽ひろげ  きれいになれたらどんなにいいか  世界は女が彩る時代  君も幸せ強く抱きしめたいなら  頬に紅をさせ  頬に紅をさせ

MIDI

MIDIファイルを公開しています。

2015年9月17日ごろのファイルで、曲の骨格をつくった時点のもの。ですので、鑑賞向けではなくメイキング資料です。これをもとにして、MMLに取りかかったわけです。

曲のあらまし

2015年9月に作詞作曲。耳をヘビメタ漬けにして書きました。

女性が社会的に上位になり、男性が抑圧されている物語世界を想定してみると、当然、女に擬態する男の生きかたに焦点を当てるアプローチがあり得ます。男子禁制のユートピアに、女としてもぐりこんで幸せを得ようとする者たちの物語があったら、こういう主題歌があり得るだろう、というような歌詞にしました。漫画や小説として書き切る能力はなくとも、世界観の断片を歌にするという手があります。

作品データ

曲名表記
紅させば都
曲名かな書き
べに させば みやこ
作詞
シラベル
作曲
シラベル
発表日
2015年9月19日