大聖堂
アグスティン・バリオス「大聖堂」のマビノギMML編曲の紹介ページです。
MML
マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。
リュートとフルートによる3人合奏です。
第1楽章・第2楽章:3人合奏
- MMLの最終更新日
- 2018年4月7日
- 演奏音源
-
冒頭の無音調律部分はカットしています。
- 演奏時間
- 約3分50秒
- 並び順
- 全員ほぼ同じ位置
- 備考・注記
- 無音調律
- 現仕様との適合性
- 調律が無音にならない。調律末尾から曲の開始までに充分な間があるので、とくに害はありません。
- 楽譜
- 第1楽章・第2楽章:リュートA (文字数:893・704・498)
- 第1楽章・第2楽章:リュートB (文字数:801・591・224)
- 第1楽章・第2楽章:フルート (文字数:550・332・207)
第3楽章:3人合奏
- MMLの最終更新日
- 2018年4月7日
- 演奏音源
-
冒頭の無音調律部分はカットしています。
- 演奏時間
- 約2分40秒
- 並び順
- 全員ほぼ同じ位置
- 備考・注記
- 無音調律
- 現仕様との適合性
- 調律が無音にならない。調律末尾から曲の開始までに充分な間があるので、とくに害はありません。
- 楽譜
- 第3楽章:リュートA (文字数:1174・793・498)
- 第3楽章:リュートB (文字数:1199・800・500)
- 第3楽章:フルート (文字数:827・622・498)
サウンドクラウド投稿版
MusicQ改変前、2016年1月29日時点の3人合奏。「第1楽章・第2楽章」と「第3楽章」の合奏をつなげてまとめた音源です。
当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。
説明
マビノギの演奏に用いられる音源は、どちらかというと原始的で、ベロシティ、強さの概念を持ちません。音量の大小だけでは、タッチの強弱を表現しきれないので、単純に音符をならべたら、当然マシンガンのようになります。ボリューム指定やテンポ指定でどうにかこうにかニュアンスをつけるわけですけれど、あまり1音ごとにこまかく指定をすると、MMLの字数が足りなくなります。そういう制約下でやりくりをしつつ、どれだけ生っぽい雰囲気が出せるかどうか、というところに主眼があるので、クラシック愛好家がここに載せている音を聴いてもあまり楽しめないかもしれません。
ギターの6弦ぶんを、リュート2台で分担して鳴らし、リバーブ的な表現としてフルートをごくうっすらと重ねています。
2016年1月にMML完成。のちのMusicQ対応は、フルートのv指定を1上げたのみ。
曲のあらまし
アグスティン・バリオス(Agustín Barrios, 1885-1944)のギター曲「大聖堂」(La Catedral)です。現在パブリックドメイン。3つの楽章で構成されています。
- 第1楽章:前奏曲 Preludio (Saudade), Lento
- 第2楽章:宗教的アンダンテ Andante religioso
- 第3楽章:荘重なアレグロ Allegro, Solemne
バッハふうのこの曲の解説などについては、ほかに文献がたくさんあるでしょうから、ここには書きません。
この曲を知ったのは、小説『マチネの終わりに』(平野啓一郎)がきっかけでした。主人公のひとりであるクラシックギタリストが、十八番にしているこの曲を演奏するシーンがあります。音楽、そして演奏行為が、つぶさに言語化されていくさまを、興味深く読みました。
作品データ
- 曲名表記
- 大聖堂
- 曲名かな書き
- だいせいどう
- 作曲
- アグスティン・バリオス
- 編曲の発表日
- 2016年1月30日
関連リンク
- ほかの楽曲紹介ページ(ランダムリスト)