祇園小唄

昭和初期の歌謡曲「祇園小唄」のマビノギMML編曲の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

3人合奏

2017年8月17日版の3人合奏。

演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。

祇園小唄_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約4分55秒
現仕様との適合性
(調査予定)
楽譜

説明

2016年の初演時は、ホイッスルを使っていて、チューニング楽器が実装された2017年に、ホイッスルからチューニングホイッスルに変更しました。鼓のような音はチューニングホイッスルで出しています。

2016年当時のハープは、長く音が残り、ふつうの譜面でも最大同時発音数をたやすく超えて、音切れをもたらす困った仕様でした。このような音数の少ない譜面ならなんとか鳴らせました。いまはそういう心配もなくなりました。

曲のあらまし

1930年(昭和5年)の歌謡曲です。現在パブリックドメイン。作詞は、長田幹彦(1887-1964)。作曲は、佐々紅華(1886-1961)。

2016年8月に編曲。「円馬ばやし」と同様の、温故知新な取り組みで、日頃つくっている音楽とやや異なる音の使いかた・リズム感を学ぶ作譜でした。音数が少なくて、涼しげな感じです。とはいえ、MML演奏音源だけで聴いていると、4番まで淡々と繰り返すだけだから、眠くなるかもしれません。マビノギの演奏会では、縦書きに整形した歌詞出しチャット(と着物の衣裳)で、雰囲気づくりをしていました。

知ったきっかけは、山村美紗の小説のなかで、この歌に関する記述が出てきて、どんなメロディなのか動画を探して聴いてみた、というようなことだったと記憶しています。

作品データ

曲名表記
祇園小唄
曲名かな書き
ぎおん こうた
作詞
長田幹彦
作曲
佐々紅華
編曲の発表日
2016年8月5日