ひとひら
シラベル作詞・作曲「ひとひら」の紹介ページです。
MML
マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。
フルート、マンドリン、リラによる4人合奏です。
4人合奏
- MMLの最終更新日
- 2018年12月26日
- 演奏音源
-
冒頭の調律部分を含みます。
- 演奏時間
- 約3分30秒
- 並び順
- 左から、マンドリンA・マンドリンB・フルート(中央)・リラ。
- 現仕様との適合性
- (調査予定)
- 楽譜
サウンドクラウド投稿版
演奏内容は同じです。
当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。
歌詞
夕べに待ちかねのコール すでに幕開けのリズム 響く広場の入口で 不意に思い出していた 古い馴染みの顔を探す まだいる もういない 特別親しくしていたわけではないし でもどうしてか気にしてしまう はかなさが立ち止まる ぽつりため息も凍る すでに宵闇に沈む街に 居場所は探せない だめだなあ 昔を恋しく思うばかりで いまのひとたちとの隔たり 測るほど遠ざかる 積もり重なることなく すべり落ちて溶けてゆくだけの ひとひら もういない
曲のあらまし
ハチロク(8分の6拍子、または8分の12拍子)で循環コードが出てくる、昔ながらのバラード。2018年12月に作詞作曲。2014年とか2015年とかのころにくらべると、シンプルな「うた」を志向したMML作品が多くなってきました。というよりは昔に戻ってきた、という感じかも。
情景としては、冬の夕暮れどき、規模の小さな屋外でのコンサートを、遠巻きに眺めて感傷にふける、というような歌詞です。マビノギでの演奏活動を何年も続けていると、最近あのひと演奏会に来なくなったな、とか、そういうことを頻繁に思うようになりました。それはおそらく「古参」プレイヤーならきっと経験する感情であり、あーあ、わたしも古参になったか、なんて苦笑もします。ネット空間での交流についてまわる「すべり落ちて溶けてゆくだけ」という虚無感と、うまく折り合いをつけつつ、やっていくしかありません。
作品データ
- 曲名表記
- ひとひら
- 曲名かな書き
- ひとひら
- 作詞
- シラベル
- 作曲
- シラベル
- 発表日
- 2018年12月22日
関連リンク
- ほかの楽曲紹介ページ(ランダムリスト)