口許を見せて

シラベル作詞・作曲「口許を見せて」の紹介ページです。

MML

演奏音源

マビノギMMLの演奏音源です。

6人合奏

冒頭の調律部分を含みます。2020年11月20日版。

口許を見せて_MabiMML.m4a[AAC]

説明

マンドリンはAとBでセットです。終始、コードストロークをしています。文字数を削りつつもノリをそこねないように腐心。いちど規定の字数に収めたあとから、間奏の小節数を増やしたりしたので、さらに削ることに……。女声は、ベタ打ちの時点で字数があふれたので、「ザブキエルの楽譜集」使用でいくことに。

間奏になにかが必要、でもマンドリンもリュートも手一杯、ということで、ハモリパートも兼任できる、フルートの追加を決めました。間奏のフルートは、アタック音を強調していて、「飛び込んでゆける」のアプローチにすこし近いものです。

MML置き場

マビノギ用MMLをtxtファイルで公開しています。楽器名の書かれたボタンを押すと、下に枠が出て、ファイルの内容がそのなかに表示されます。リスト内のリンクからもtxtファイルにアクセスできます。

6人合奏

演奏時間
約6分5秒
吟遊詩人掲示板
未投稿
並び順
前列左端に、マンドリンA・マンドリンB。前列中央に女声。前列右端にフルート。後列中央に、ドラム・リュート。
備考・注記
リュート、ドラムは要チューナー。
楽譜

歌詞

隠してる口許を見せて僕に  ここでなら誰にもとがめられない  はずしても放課後くらいはいいだろ  息苦しい毎日  ああ ああ  まだ だめと云う いやと云う  怖いから 距離をとる  またあした さようなら じゃあバイバイ  云われた通りにして  安心しているような  やつらにはなりたくない  だってそうだろ  バランスが悪いよ  ひとつのことに囚われ  寝首を掻かれる  おせっかいなアップデートの微調整  生きるのも死ぬのもカミの手まかせ  世界中はじめからやじろべえだろ  この足で立ちたい  ああ ああ  雨 夕立だ  傘がない 僕もない どうしようか  日常はわがままな空の下  また髪型変えたなあ  これ似合うでしょ  おしゃれもメイクもちゃんと工夫してる  どんなピンチも  軽やかに向きあい  楽しさ見つける強さ  僕にはあこがれ  フリしてる みんなとおんなじように  正義の味方が多すぎるから  恥ずかしい 器のちいさな僕だ  いやなこと並べて  ああ ああ  ねえ これ食べよ コンビニの おいしいよ  手から手へと移された  はげましとモンブラン  隠してる口許を見せて僕に  ここでなら誰にもとがめられない  いつの日か ふつうに戻ればいいね  そんなこと知らない  ああ ああ  いま ただいまが 現在が  どしゃぶりの雨とともに散るのなら  ここに降れ 僕の手に  そばにいて お願いだ ここにいて 怖いから  背にもたれて ぐち聞いて 笑わせて そばにいて  八重歯さえ忘れてた ほくろさえ忘れてた  まぢかで見る横顔が まぎれなくそばにある  雨がやみ晴れた空 夕映えでほほ染まる  水たまりをはねながら ふたり占め 駆けてゆく

曲のあらまし

2020年7月に、即興的に鼻歌でつくったものが原型となりました。このときは、アイフォーン附属の音楽制作ソフトの、指でこするだけでギターのコード弾きができる機能をつかって、夜中にぼそぼそと唄った記憶があります。9月に完成。メロディはオーソドックスなものです。

2020年に世界を席捲した新種の疫病と、それへの対策による社会の変化に対して、文芸方面のさまざまな作り手が、なんらかのリアクションを作品上で示していくだろうと思います。恥ずかしながら、わたしは話題作やヒット曲をリアルタイムで追いかけるということをしていないので、「だろうと思います」としかいえませんけれど、こういう歌は、おそらくすでにたくさん世の中に流れているのでしょう。

終盤の繰り返しは、「ここにいて ここにいて」みたいなのを連呼しようと考えていたのに、なぜか言葉を詰め込んでしまいました。こんなに長い歌詞を書いたのはひさしぶり。「やじろべえ」という言葉が、ポッと拾えてうまくはまったのがうれしかったですね。一方、中高生の男女の会話の体裁で通したかったところを、どうしても地の文のような独白らしき箇所を混ぜてしまったのが、惜しいところです。でも、錯綜した世界を描くのだから、書きかたも混沌とならざるを得ず、少しとっ散らかるほうがふさわしい、という判断をしました。――判断なのやらいいわけなのやら。

モンブラン」という曲の歌詞を書いたことがありますけれど、もしかしたらこの曲のガールフレンドは、「モンブラン」の歌詞の主人公と同一人物なのでしょうか――べつにエクレアでもプリンでもなんでもよくて、メロディの兼ね合いでたまたまモンブランという言葉を入れただけ、というのがほんとうのところなんですけれど、過去の作品と薄いつながりが生まれることがあってもいいですね。今後そういう例も増えるかも。

作品データ

曲名表記
口許を見せて
曲名かな書き
くちもとを みせて
作詞
シラベル
作曲
シラベル
発表日
2020年9月26日