モンシロチョウ

シラベル作詞・作曲「モンシロチョウ」の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

16人合奏

2017年12月15日版の16人合奏。一部のパートのMMLは、現仕様に対応した2024年2月3日版も、TXTファイルだけ載せました。

演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。

モンシロチョウ_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約5分10秒
備考・注記
シロフォンはチューナー必須です。ピアノはチューナー推奨。ない場合は、イントロのピアノソロで最初の約10秒、音がはずれなければOKです。
並び順
前列左から、ファ音の空き瓶・リラ・シロフォン・フルート・マンドリンB・ソ音の空き瓶。中列左から、ハープ・エレキギター・リュートB・ピアノ・マンドリンA。後列左から、女声A・ホイッスル・リュートA・シャリュモー・女声B。ハープとリラ、マンドリンABは、それぞれなるべく近い位置で。
現仕様との適合性
リュートBが正しく鳴らない。2024年2月3日版で対応済み。
楽譜
  • フルート (文字数:1199・800・500)※いまは下の「フルート(新)」を使うほうがいいかもしれません。
  • リュートA (文字数:1200・796・499)※いまは下の「リュートA(新)」を使うほうがいいかもしれません。
  • リュートB (文字数:1198・799・490)※いまは下の「リュートB(新)」のほうを使ってください。
  • リラ (文字数:1184・800・499)
  • ハープ (文字数:1188・796・500)
  • マンドリンA (文字数:1128・800・500)
  • マンドリンB (文字数:1200・800・500)
  • ホイッスル (文字数:500・404・343)
  • シャリュモー (文字数:493・423・352)
  • エレキギター (文字数:1199・798・494)
  • ピアノ (文字数:1200・800・500)
  • ファ音の空き瓶 (文字数:1200・796・496)
  • ソ音の空き瓶 (文字数:1197・798・496)
  • シロフォン (文字数:1200・0・0)※要チューナー
  • 女声A (文字数:0・0・0・662)
  • 女声B (文字数:0・0・0・655)

現仕様に対応・2024年2月3日版(この3本以外は変更なし)

サウンドクラウド投稿版

演奏内容は同じです。

当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。

説明

わたしの唯一の16人合奏曲。一般的な大人数合奏とちがって太鼓類は入れず、空き瓶やハープをパーカッションとして鳴らしています。

この曲の初演時は、合奏手伝いのひとにも演奏パートナーラグリンネを出してもらって、20人合奏をしました。前人未到じゃー、とふんぞり返る間もなく、音が抜けていることがわかり、後日にフリースタイルジャムで試してみるも、やはり音抜け。16人をオーバーすると鳴らないパートが発生する、ということがわかり、最終的にいまの編成にしました。

時は流れ、64bit改変を経た2024年、18人合奏に成功しました。これは、16人にまとめる際に削った一部パートを再導入したものです(掲載予定なし)。16人のバージョンで充分なのにあえてやってみたのは、「いまの仕様で16人超えは可能か」を確かめたかったのでした。合奏の録音と1本ずつ弾いた録音との差分をとって調べたところ、全体を通してすべてのパートが発音されているのが確認できました。ほかの16人超えの合奏曲もいくつか弾いてみたので、もはやわたしの「唯一の16人合奏」といえなくなりましたけれど、当サイトに載せている作品のなかでは依然(たぶん今後も)、このMMLが最多の合奏人数です。

2024年2月3日版の差し替えについての説明です。以前の版のリュートBが、4分音符を交互に重ねて配置して8分音符を表現していたのを、2023年4月以降の仕様に合わせ、正しく鳴るように書き換えました。ついでに、文字数の上限が昔より増えたので、リュートAの短い音符(バスドラムの表現)の音価を38から64に変えました。つまり〈o1L38grr5grr5……〉のパターンを〈o1L64gr9r8gr9r8……〉にしました。フルートは、モノラル再生でも埋もれないように音量をすこし上げて、強弱のつけかたや装飾音が歌詞と対応していない箇所も、気づいた範囲で直しました。リュートAとフルートについては、以前の版のままでも大きな問題はありません。

歌詞

空に舞う白いちょうちょ  窓の外まぶしさを引き寄せて  自由に泳ぐ  あんなふうにいつかなれる  とうに ついえた夢  なぐさめの薬さえもう効かない  灯火をかばいあう優しさより  明日を返してたっぷり  羽のないモンシロチョウ  たえまなく降りそそぐ針の雨  こらえきれない 痩せたからだ  幹が折れて  おちる おちる 宙へ  陽だまりの子守唄 母が呼んでる  手が届く あと少しもう少しで  会いに行くから待ってて  空翔けるモンシロチョウ  あこがれの羽で思いのままに  時を渡ろう  窓辺の眼がいつか見てた  夢に 夢になろう  とわの とわの旅へ

宅録・DTM

2018年3月19日に公開したものです。サビだけを、クラシックギター2本重ねでおとなしめに弾きました。

モンシロチョウ_ギターでサビだけ.mp3[MP3]

曲のあらまし

ギターと鼻歌で、2017年9月作曲。早口のフレーズは唄いこなせないので、メロディはゆったりめに作ることが多いのですけれど、とりわけこの曲は、彼方の空をめざすかのように長く伸ばす音が多くなっています。こういう曲調だとそこそこの声量が必要なのかもしれません。とくにサビは、2小節にまたがるフレーズと3小節にまたがるフレーズが入りまじっているので、唄う際には、息継ぎの位置に気を配ることになります。

たとえば童謡の「シャボン玉」には、ほのぼのとした歌と捉える見方、哀しみ悼む歌と読む見方、どちらもあります。この「モンシロチョウ」の歌詞はどうでしょうか。ただ、意図しなかった曖昧さが生じてしまった箇所がひとつあるから、言葉が見つかれば直したいという思いがあります。

作品データ

曲名表記
モンシロチョウ
曲名かな書き
もんしろちょう
作詞
シラベル
作曲
シラベル
発表日
2017年9月16日