無情の雨

シラベル作曲「無情の雨」の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

幻想コーラスつき2人合奏

2人合奏をしながら女声幻想コーラスを4本重ねる、という演奏形態です。2021年6月4日版。

演奏音源

冒頭の調律と幻想コーラスの合図音の部分を含みます。

無情の雨_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約2分35秒
備考・注記
幻想コーラス担当を含めた3人で演奏します。幻想コーラスを入れるタイミングは別項参照。
現仕様との適合性
(調査予定)
楽譜

サウンドクラウド投稿版

MusicQ改変前、2016年6月16日時点の、幻想コーラスつき2人合奏です。ハープのプチプチノイズが多めです(後述)。

当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。

独奏

こちらはピアノソロのバージョン。2016年12月22日版。

演奏音源

冒頭の無音調律部分はカットしています。

無情の雨_MabiMML-ソロ版.m4a[AAC]
演奏時間
約1分50秒
備考・注記
無音調律
現仕様との適合性
(調査予定)
楽譜
  • ピアノ (文字数:906・641・373)

説明

合奏のバージョンは、2人合奏に女声幻想コーラスをなんと4本も重ねるという、めんどくさい編成です。合奏の2名とは別に幻想コーラス担当が必要なので、3人合奏として扱うべきか、迷っているところです。2016年1月に初演。

なお、MusicQ改変前のハープは、ノイズがひどかったのと、音をたくさん鳴らすとすぐに同時発音数を超えてしまうという難儀な仕様でした。サウンドクラウド投稿版は、そういうわけで少々聴きづらいところがありますけれど、当時の記録ということで御了承ください。

MMLとしての初出は、ささやかなBGM向けに書いたピアノソロ譜面のほう。ソロで弾いても物足りなさはそんなにないと思いますし、演奏の段取りも楽です。


合奏版のほうの、幻想コーラスの重ねかたについて。まず1本目は、調律の直後の、タン、タン、タンタンタンタンという合図音に合わせて出します。タンタンタンタンの4分音符のリズムで1、2、3、4、と数えて、5のタイミングで幻想コーラスが始まるようにします。ほかの幻想コーラス重ね曲と同様、操作からスキル発動までの時間差を前もって計算に入れておくことになります。

2・3・4本目は、曲中で順番に重ねます。この曲は、16小節ぶんのまとまりを繰り返す構成です。それぞれの繰り返しの、15小節目の1拍目に幻想コーラスが始まるようにします。ドレミでいうと「ラ・ド・ファ・・レ」が14小節目のメロディで、15小節目の頭の「ミ」がそのタイミングの箇所となります。掲載音源でいうと、それぞれ、41秒、1分14秒、1分48秒ごろとなります。幻想コーラスのスキルのクールタイム(30秒)を考慮した間隔にもなっています。

もし、繰り返しの末尾(1小節目の頭)に幻想コーラス発動のポイントを置くと、テンポのゆらぎをつけている箇所だから、タイミングがとりづらくなってしまいます。(以前は、16小節目の頭で重ねる形にしていました。掲載している版では、拍のとりやすさなどを考え、さらに1小節前にポイントを変更しています。)

掲載音源では、幻想コーラスの1本目を中央左寄り、2本目を左、3本目を右、4本目を中央右寄りの位置で鳴らしています。

タイミングを4本ともぴったり合わせ、掲載音源のように鳴らすことは、ひとりで(負荷の少ないマップで)何度も試せばできなくはありません。演奏会のような場では難しいと思います。そもそも、聴き手それぞれの環境で、聞こえる幻想コーラスのずれかたが違います。長い音符で和音を鳴らしているだけなので、多少ずれたとしてもさほど致命傷にはなりません。

MIDI

MIDIファイルを公開しています。(2020年12月15日に掲載)

2014年10月19日のファイル。メイキング資料として載せます。この時期、友人の作曲の演習用に、MIDIで課題曲を毎日のようにつくっていました。これもそのひとつで、2コーラス目のところにメロディを考えて入れてみよう、という課題としてこしらえたものでした。伴奏だけの部分があるのはそれが理由です。これをつくった時点では、まだ、ちゃんとした楽曲作品のひとつとして見なしていなかったと思います。

曲のあらまし

2014年10月作曲。ピアノによる哀切な小品です。

作品データ

曲名表記
無情の雨
曲名かな書き
むじょうの あめ
作曲
シラベル
発表日
2014年12月20日