おおきなごあいさつ
シラベル作詞・作曲「おおきなごあいさつ」の紹介ページです。
宅録・DTM
歌入り音源
動画
2023年10月8日公開。
説明
歌と楽器のパートはすべて、2023年9月15日に録音したテイクです。作曲したのが13日でした。つくづく、バババッと新曲を書いて間を空けずにバババッと録音する、というのが性に合っているんだなあと思いました。
使用楽器は、アコースティックギター、クラシックギター、アルトリコーダー、空き缶、ペットボトルシェイカーです。ベースパートが、チューニングを下げたクラシックギターによる演奏です。「よつば」の2023年版の録音でもおなじことをやっています。ベースを持っていないので(打ち込みを使わない場合は)こういう貧乏くさいやりかたでしのいでいます。
カンカラコンと鳴っているのは、鯖の味噌煮の空き缶の音です。底面を指で叩きました。
前作の「輸入または国産」に続いて、またリコーダーを使いました。音域の関係で今回はアルトリコーダーです。リコーダーを普段から吹いているわけではなく、録音するときになって運指を練習しているようなありさまです。
アコギが(音色的な意味で)うまく録れた、というのが収穫のひとつです。いつもこういう音が狙いどおりに再現できるようになればいいんですけれどね。まあ、だんだんやりかたが掴めつつある気がします。
さて、「わたしが○○○○です」のところをどうしようかということになり、わりと安易な発想で「みんなで叫ぶ」ことにしました。それで、《ヒトリジョーズ》の皆さんに「○○○○です」と名前などを自由に叫んでもらうことにしました。
この「がやがやパート」がいちばん苦労しました。「○○○○です」と名乗っていることがわかって、かつ、それぞれの発言内容を単独では拾えない、というぎりぎりのところが狙いたかったのですけれど、なかなか難しいものですね。総勢でいったい何人いるんだか知りませんけれど、とくに3回目の「○○○○です」は、もはやなんの叫びなのか、ただわーわーいってるだけ、という風情になっています。しかも笑い声まではいっているし……。
いちおう1回目と2回目の「○○○○です」は、わたしの「コリモセーズ/シラベルです」という声がうっすら混じっています。録音物に名前を入れるべきか(あまり好まれそうもないし)、入れるとしたらどのくらいの音量にするか、という点も悩みました。
そういうわけで、歌や楽器の録音より「がやがやパート」のほうに余計な時間をとられてしまいました。もう懲り懲りですねえ。
歌詞
ごあいさつ ごあいさつ ごあいさつ ごあいさつ おおきなごあいさつ ごあいさつ ごあいさつ ごあいさつ ごあいさつ おおきなごあいさつ おはよう こんにちは こんばんは わたしが ○○○○です どうもどうもどうもどうもよろしく ごあいさつ ごあいさつ ごあいさつ ごあいさつ おおきなごあいさつ おはよう こんにちは こんばんは わたしが ○○○○です どうもどうもどうもどうもよろしく おはよう こんにちは こんばんは わたしが ○○○○です あなたはどなた
曲のあらまし
2023年9月作曲。アコースティックギターを弾きながら1時間半くらいでできた安産の作でした。
童謡のようなのびのびした曲であり、曲を書いたときも演奏録音のときも、とにかく楽しんで取り組めました。
「○○○○です」のところは、自分の名前などを入れて唄ってください。
小学生のころ、「あいさつ運動」というのでしょうか、登校時に校長先生が校門に立って児童を迎える、なんていうのがありました。あいさつがとにかく苦手な子供だったわたしは、「おはよう」と1対1で声をかけられるのを回避する為、いかにしてほかの児童の影に隠れるようにして素早く校門を突破するか、そのタイミングを図ることに毎朝こころを砕いていました。そういう人間ですから、「あいさつをすると気持ちがいいね・心が通うね」というような教条的な歌詞はとても受けつけませんけれど、こういう、そのまんまな歌詞だったら自分の言葉として抵抗なく唄えます。
作品データ
- 曲名表記
- おおきなごあいさつ
- 曲名かな書き
- おおきな ごあいさつ
- 作詞
- シラベル
- 作曲
- シラベル
- 発表日
- 2023年10月8日
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