星霜

シラベル作曲「星霜」の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

2人合奏

2023年12月31日版の2人合奏。

演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。モノラル。

星霜_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約3分25秒
備考・注記
ハープだけでソロ演奏しても成立します。
現仕様との適合性
対応済み
楽譜
  • ハープ (文字数:1548・1197・753)※歌パート除外で入力
  • ウクレレ (文字数:1069・873・735)※歌パート除外で入力

説明

シンセサイザーで即興ぎみに手弾きしたMIDIデータがもとになっていますけれど、近作の「銀の点描」「楚々と」とは違って、まず紙に採譜して、メロディをじっくり推敲しつつ、MMLを手打ちしていきました。

ハープにウクレレを小さめに重ねて、音色づくりをしています。手弾きの時点で、4分音符間隔の(というより、約1秒間隔の)ディレイエフェクトを使っていたから、MMLでもそれを踏襲しています。至るところに微妙なずらしを入れることで、ディレイが目立つようにしています。

宅録・DTM

エレキギターによる演奏録音を、ミスキーサーバーの「おとすきー」に載せました。

メロディパートとベースパートしかないゆっくりした曲だから、それぞれ別々に弾くなら簡単だろうと思って、ディレイのエフェクトをかけながら録音したところ、1日目はミスなしで弾ききる段階にすら達せず(複数のテイクをつぎはぎするのは、ディレイの音が伸びている為に編集点が限られ、むしろ手間になり得る)、2日目でようやく整いました。なでるように優しく爪弾きしています。

曲のあらまし

2023年12月作曲。ディレイ(エコー)をメロディの一部として聴かせるタイプの作品です。ディレイの音を抜いてしまっては、衣を取り除いたカツレツ、ルーのないカレーライスと同然です。

シンセサイザーで無心で弾いたのをもとにしたBGM系の曲は、たいていタイトルに悩みます。この曲も数日悩みました。こういうキラキラした響きの曲だと、ついつい「星のまたたき」とか「スノーフレーク」とかつけそうになるのをこらえて、「いたわり」という仮題をあててみたものの、この言葉は別の歌のときに取っておこうと考え直し、ちょうど年の瀬でしたし、過ぎ去りし時を静かに想うようなイメージで、歳月にちなんだタイトルをつけました。――あらあら、結局「星」がはいってしまった。

作品データ

曲名表記
星霜
曲名かな書き
せいそう
作曲
シラベル
発表日
2023年12月28日