エリン音楽ひろば 2026年10月

オンラインRPG『マビノギ』で、2026年10月25日に開催したプレイヤーイベント「エリン音楽ひろば」の内容を載せています。

第30回、ルエリサーバーです。主催は、羊野めろさんと、わたし(シラベルカ)です。

当日のようすのスクリーンショット

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内容のまとめ

出てきた話題・質問に関して、ひろばでのやりとりをもとに、つらつら書いています。

マビノギでキャラ名の前につけられるタイトルのように、音楽にまつわるタイトルをつけるとすれば皆さんどんなのを名乗りますか

ゲーム内で実際につけるというより、日ごろ自称するならどんなのがいいか、信条や志向を端的にどう表わすか、という趣旨の質問でした。

新譜の宣伝でありがちな、たとえば「●●●界の革命児、待望の3作目!」「音の魔術師、前人未到の新境地!」みたいなキャッチコピーは、きっと周囲のひとたち(レコード会社の販促部とか)が考えているはずです。自分でつくって自分で配信して自分でソーシャルメディアなどで宣伝しないといけない場合、キャッチコピーをどうするかという点で困難に直面します。履歴書にアピールポイントを書くのとおなじで、本人が自分のいいところを掲げるのは寒いので(このへんの感覚は国民性による違いなどもあるのかも)。

そういうわけで、自分でつけるのなら自嘲ぎみにしたりシャレめかしたりしつつ、それでもアピールポイントはしっかり伝わる、というような形容句をつけられたらいいですね。みなさんもそんな感じのずっこけ系の形容句を提案されていました。

自嘲もちょっとなあ、という場合は事実そのままであれば受け容れやすそう。わたしは自分のつくった歌を自分の家で演奏録音しているので、ソーシャルメディアなどでのプロフィールで「宅録シンガーソングライター」と書いています。なんの誇張もありません。これをたとえば「ゆるかわ系シンガーソングライター」とか名乗ると寒くなってしまう上に欺いている気分になります。

ゲーム内では、シラベル(シラベルカ)は自作のギルドタイトルをつけています。ギルドシステム改変があったときなどに、期間限定イベントとしてギルドタイトルをつけられる機会があって、全角7文字、半角14文字以内で好きな文字列が設定できました。あと、ギルド名そのものも名刺代わりになりますね。

めろさんはどうなの、ときいたら「癒しの音を奏でたい」かなー、といっていました。

皆さんが、記憶にある限り、最初に音楽について感動を覚えた曲やエピソードを聞いてみたいです

それぞれに、やっぱりそのあたりがルーツなんだなーという感じの曲や、意外な曲や、世代が透けて見えそうな曲を挙げていました。中学生のころだったり小学生のころだったり。

めろさんもわたしも、最初に、といわれると覚えていないというか答えられないのでした。わたしの場合、CDを買い始めたのが中学生のころだったので、そのへんに原点があるのは間違いないけれど、それより前からキーボードで遊んでいたし、小さいころにFMラジオから流れていた歌の影響もきっとあります。感動、という話とはちょっと違うかもしれない。

何となく音色やフレーズが浮かぶ、そんな時は、何してるとき?

わたしは、食器を洗っているときなどに曲の断片が思いついて、忘れないようにリピートで口ずさみながら、レコーダーを手にとって電源を入れて、とかそんな感じです。自分の曲になる、と直感するようなものはなかなかないので、そのまま消えていくことのほうが多いです。

これもみなさんそれぞれでした。作曲・作譜をしないひとでも話に加われるように途中で水を向けたせいもあって、ちょっといろんな話に脱線ぎみでした。

あと、これも関係ない話でしたけれど、音色を「ねいろ」と読むか「おんしょく」と読むかで打ち込み(DTM)やってるひとかどうかわかる、という珍説も出ていておもしろかったです。わたしは普段「ねいろ」と読んでます。

チューニング系の楽器ってどこで買えるの?最近の演奏会、結構チューニング楽器の要求多いよね

チューニング楽器の入手方法は、「チューニングキット」と特定の楽器とを材料に、ハンディクラフトスキルで製作です。マビノギの楽器の詳細のページにも書いてます。チューニングキットは、マス音楽ダンジョンのクリア報酬で低確率で手にはいります。退屈なダンジョンをぐるぐるするより別の金策をして、競売場で買うほうがおすすめです。

わたしは、チューニング楽器の実装された月から「音符のない楽譜のお葬式」とか「充電を乞う光」とかでチューニング楽器を使っていました。当時はともかくとして、そろそろ10年も経つのだしベテラン楽師はみんな持ってるよね、といいたくなってしまうところですけれど、もちろん新規・復帰・サーバー出張組のかたにとっては、4種類揃えるのは高い壁です。ただ、ちかごろはむしろ「ハメルンのチューナー」の供給が少なくなり高値での取引になってきていて、そちらのほうが心配といえば心配。

演奏会に関していえば、合奏手伝い時にチューニング楽器を持っていなくても、誰かが貸してくれると思います。琴も同じく。借りるのは気を遣うからいや、という向きもあるかもしれませんけれど、そのへんは気軽に融通しあう感覚でよいかと。

マビノギで好きな楽器を1つあげるとしたら何ですか

これも、みなさんはどう? という質問でした。わたしはまんべんなくいろんな楽器を使おうとするタイプ。あえていうならリラです。昔はソロにも合奏にも万能な音色でしたけれど、MusicQ改変、64bit改変と劣化つづきで残念です。リュートやフルートは、好き嫌いというのとは違うんですけれど、使いやすい音色なので出番が多いです。

自作のテスト演奏も1曲ありました。ハロウィンっぽい雰囲気を出そうとチャレンジされたそうです。

ところで、ハロウィンっぽさとはそもそもどんなものでしょうか。ハロウィンにはいくつかの要素があります。

古代のアイルランドなどでのお祭りやカトリックの万聖節が、ハロウィンの起源としてよく挙げられます。かぼちゃの提灯を飾ったり、子供が近所をまわってお菓子をもらったりといった、ヨーロッパ各地のいろんな風習と、この時期に死者の世界と現世との隔たりが薄れるという民間信仰とが混じり合っていき、さらに20世紀以降おもにアメリカで商業化が進み、ホラー系の仮装で街をパレードしたりするようなビッグイベントになりました。

ハロウィンらしい曲を考える場合、かぼちゃっぽい曲をつくるのは難しいので、ホラーっぽい曲をつくる、という方針になりやすそう。怖いだけだと夏のお盆の怪談向けBGMと大差ないから、わちゃわちゃした楽しいイベント感も多少出せるといいのかも。たとえば映画の曲「This Is Halloween」なんかは、落ち着きなく調が移りかわり、おもしろ不気味な感じが出ています。

特定のコード進行を借りてくればナニナニふうになる、というような紹介はキャッチーだけれど単純化されすぎてもいます。紹介されているコード進行のなかでどう音が連なっているか(半音で動いたり、おなじ高さが続いたりなど)、安定感と不安感をどう配分しているか、そのへんも含めてわかってこそ役に立ってくるし、自分でコード進行をつくるときに応用がききます。

ミニミニコーナー・お菓子配り

さてさて、マビノギでもハロウィンにちなんだサーオィンイベントというのが以前ありました。ところが今年はハロウィンのハの字も出さないありさま。それなら代わりにユーザーイベントでちょっと雰囲気を出そうかなということで、トリック・オア・トリート的なミニミニコーナーを設けました。

画像1:かばんにお菓子を並べたようす

わたしとめろさんでつくったクッキーなどのお菓子を、来場者のみなさんに配って回りました。わたしのを2個、めろさんのを1個ずつセットにして、すくなくとも15人ぶん足りる数を用意していました。めろさんはいつもインベントリがぱんぱんのごちゃごちゃなので、わたしが全部配ることになって、画像1のようにかばんに並べていました。

今回のひろばは30回目で、各サーバーを10周した節目の回でした。ほぼ5年続けたことになります。このお菓子は、これまでの感謝の気持ちをこめた記念グッズでもありました。

料理には製作者の名前がアイテム属性として残るから、記念品にはうってつけ。とりわけ、めろさんの名前がついた料理はレアアイテムなのです。食べなくていいのでどこかに保管しておいてもらって、いつか、ああエリン音楽ひろばでもらったんだよなあ懐かしいなあ、と思い出すよすがにしていただけたらなと。アイテムで思い出を残す趣味のないかたは、そのまま食べてください。

お菓子を受け取らないならいたずらするぞー、と寝落ちして反応のないひとにいたずらするのは、さすがに控えました(やりようがなかった)。

配っている間、琴とチェロを使った、ハロウィンふうバージョンのひろばのテーマ曲をBGMとして流しました。

わたしの料理はぜんぶ星5つの最高品質で揃えて、めろさんにも星5つをお願いしました。お願いというより厳命に近かったかも。このレシピでこれとこれつくって、なんていいながら料理道具や食材も渡してサポートしました。

画像2:めろさんの料理を見守るシラベルカ

材料の配分は1ドット単位の勝負です。わたしは慣れてましたけれど、めろさんは高解像度のディスプレイでのドット合わせがたいへんらしくて、料理をしたあとしばらく眼がしょぼしょぼしたそうで、なんだか申し訳なかったです。

スクリーンショット集

画像3:質問相談コーナー
画像4:質問相談コーナー
画像5:締めの合奏コーナー

ミニミニコーナーを挟んで、締めの主催の合奏コーナーでは、めろさん作曲の、ハロウィンをイメージした曲を演奏しました。その準備中には、わたしの幻想コーラス2重唱の「もみじ」をかけました。

画像6:エンディング

23時半ごろに記念撮影をしておしまい。来ていただいたみなさん、ありがとうございます。

次回のひろばは、タルラークで12月です。その前にめろさんのクリスマス演奏会もルエリで開催されます。わたしも出ることになっています。そちらもお楽しみに。

もうひとつおしらせ。次回からそうするかまだ決まってないんですけれど、今後のひろばの開始時刻を、21時30分から22時に変更する予定です。時期が近づいたら改めてお伝えします。