オムニバスアルバム『Four colors』

《コリモセーズ/シラベル》が参加した、配信販売のオムニバスアルバム『Four colors』の紹介・御案内ページです。

YouTube Music 『Four colors』(外部リンク)

販売ページ

さまざまなオンライン配信ストアで、2024年4月9日から1年間、配信販売されています。下記のリンク先に、それぞれのストアの販売ページへのリンクが生成されていますので、お好きなストアにアクセスしてください。(配信直後の数日のうちは、販売が始まっていないストアもあるようです。)

ダウンロード価格も、各ストア内で御確認ください。1曲ごと、または全曲まとめての購入ができると思います。

収録内容

収録曲一覧

収録曲は、以下の10曲です。

わたしの曲には、当サイトの楽曲紹介ページへのリンクをつけています。二重山カッコ内はいわゆる「アーティスト名」、その次の丸カッコ内は収録時間です(秒は小数点以下切り棄て)

  1. 白銀カーペット 《コリモセーズ/シラベル》(4:51)(作詞・作曲:シラベル)
  2. NEWCOAST 《クロトリン》(3:20)(作詞・作曲:クロトリン)
  3. CINEMA 《Mahiron》(4:10)(作曲:Mahiron)
  4. 雪の中を 《羊野めろ》(2:19)(作曲:羊野めろ)
  5. 最終列車 《コリモセーズ/シラベル》(4:21)(作詞・作曲:シラベル)
  6. CALMNIGHT 《クロトリン》(4:01)(作詞・作曲:クロトリン)
  7. 青い部屋 《Mahiron》(3:23)(作曲:Mahiron)
  8. 舞いあがり降りつもる 《コリモセーズ/シラベル》(5:51)(作詞・作曲:シラベル)
  9. MR.VONGORE 《クロトリン》(3:35)(作曲:クロトリン)
  10. 継ぐもの 《Mahiron, alc》(8:05)(作詞:秋璃・作曲:Mahiron)

「白銀カーペット」と「最終列車」は、ユーチューブに載せている音源とは別バージョンです。「白銀カーペット」は、リードボーカルなどのトラックをつくり直して大幅に差し替えたリミックス、「最終列車」は完全に別テイクです。ユーチューブに載せているバージョンは、『コリモセーズ/シラベルのうた 第2集』として販売する予定です。……おなじものを二度買いさせはしませんので、どうぞ御安心ください。

音源ファイルの仕様

配信販売ですので、ファイルのデータ形式はそれぞれの配信ストアのサービス内容に依存します。登録した音源は10曲いずれも、以下の形式です。

「ハイレゾ」音源の場合は、この形式で、おそらくFLACファイルとして配信されているはずです。

制作者表記

本作は、以下の4名それぞれがつくった楽曲を収録しています。

カバーアート(ジャケット画像)のイラストは、《秋璃》さんが手掛けました。

「継ぐもの」は、ボーカルパートで《alc》さんが関わりました。


以下は、わたしがつくった「白銀カーペット」「最終列車」「舞いあがり降りつもる」の3曲のみに関するデータです。

コリモセーズはなにもしてないではないか、というつっこみは無用です。いちおう付記しておくと、コリモセーズもシラベルも、中身の人間はおなじです。

ミキシング(音源編集)には「Audacity」を、MIDIデータ制作には「Domino」を、ほか、さまざまなフリーソフト、フリーのサウンドフォントやソフトウェア音源を活用しました。製作者のみなさまにお礼申し上げます。

使った楽器や機材については、宅録に使っている楽器や機材の紹介のページにて、ひととおり載せています。

Q&A

Q&A形式で、本作に関する解説のようなものを書きます。

どういう経緯で作品ができたの?

発起人はひろまろんさん(Mahiron)でした。オンラインRPG「マビノギ」で以前行なわれたクリスマス演奏会(「Merry Rin Rin Christmas」と「Merry Bell Bell Christmas」)を企画したメンバーの4人で、オムニバスアルバムをつくってはどうか、という話が2023年の秋ごろに出ました。

できればクリスマスシーズンに合わせて、という当初の予定がどんどんずれ込んで、4月の公開となりました。コンセプトとしても「冬」にちなんだ作品に、というふうに聞いていたのですけれど、できあがってみると、あれれっ、ということになっていました。

そういうわけで、確固たる方向づけのもとで意見を交わし合いながら制作したわけではなくて、お互いに音源づくりには干渉せずに、好きなようにつくって持ち寄ったアルバムです。強いていうなら、各自の持ち味をそのまま出そう、というところでしょうか。そういうわけでアルバムタイトルも、四者四様、それぞれ違う[カラー]が出ている、ということでつけられました。

マビノギMMLはたくさん書いていても、DAWを用いての楽曲制作はあまりやったことのないかたもいましたから、どんなものが生まれるかと、わたしも楽しみでした。

配信にかかる費用は各自が持ち、実務的な配信登録作業はひろまろんさんが担当しました。

ハイレゾ音源ってどう違うの?

一部の配信ストアでは、「ハイレゾ」音源での配信に対応しています。CDと同等の音質となるデータ形式が「44.1kHz・16bit」で、それ以上の高解像度[ハイレゾリューション]のデータ形式を指して使われる言葉が「ハイレゾ」です。

商売上手ではないので率直に書きますと、「ハイレゾ」については、単純に「音がより良いだろう」と考えずに、よくお調べになった上で購入を検討してください。もしもおなじ値段なら、どちらを選んでもいいと思います。

16bit(CDと同等)と24bitの音源の聴覚上の違いは、(とくにこういうジャンルの音楽では)ごくごくわずかな、あるいはまったく気づけない程度です。また、とくにソフトウェア音源で出力した音は、ものによっては、44.1kHzより上の品質にしてもほとんど意味がない場合もあります。

また、配信ストア側でどのように音源を処理しているかまでは関知できません。WAV(データ圧縮なし)、FLAC(可逆圧縮:音質劣化なし)、MP3(不可逆圧縮:音質劣化あり・小容量)、AAC(MP3の進化系)など、どのファイル形式かをよく御確認の上、ニーズに合わせてお買い求めください。

と、購入を前提にした話ばかり書きましたけれど、配信ですから、ストリーミング再生で聴かれることのほうが多いのかもしれません。

曲によって音量が違いすぎやしない?

はい。曲それぞれの全体的な音量は、制作メンバーそれぞれの裁量によるものです。アルバム全体が一定の音量になるように揃えられてもいませんし、ラウドネス値を一定の範囲に収めて提出せよという話もしませんでした。(そういう決定を誰かが下していく、という類のコラボではなかったので。)

どっちみちストリーミング再生サービスでは、アルバムやプレイリスト全体で音量を自動で均等に揃える仕組み(ラウドネスノーマライゼーション)があるのだから、それぞれがつくったそのままを載せるのがよかろうと、わたしは考えていました。でも、その機能をオフにできるものもあるし、たとえば、サイトのページに埋め込んだ「Spotify」のプレイヤーで聴く場合は、音量補正がかからない、という例もあるようで、そういう仕様をひとつひとつ考慮するのは現実的ではないですし、しかたないところです。

ローカル環境でファイルを再生するときに音量を揃えたい場合は、リプレイゲイン機能などを活用してお楽しみいただくといいと思います。

1年間の配信が終わったあとは聴けなくなるの?

じゃんじゃん口コミで広まって、利益が出るくらいになったら、もう1年延ばすとかそういうことにもなるかもしれません。配信が終わったあと、音源をどうするかについて、メンバー間で話はしていなくて、各自の判断になるでしょう。わたしの3曲については、なんらかの形で再販できればと考えています。ただ、配信中に買っていたただいたかたが割りを食わないように、配信終了後しばらくは入手不可能にするなどの形で配慮します。……と、やはりストリーミング再生については気が回っていないわけです。

これからシラベルさんのほかの曲も配信ストアで販売されるようになるの?

これまでの文章でもなんとなく察せるように、わたし自身が配信ストアを利用していません。どういうふうな形で聴かれるのかも、あまりイメージできていません。

オムニバスアルバム制作のお話をいただいて、配信で曲を流通させるとどうなるか経験するいい機会かもしれない、と思いました。(作詞などで関わった《リサばんど。》の諸作品が配信されたことはありました。)

将来的にどうするかは、なんともいえませんけれど、現在のところ、配信ストアで自分の作品をさらに載せていくことは考えていません。今回は一種の他流試合みたいな位置づけです。でも、実際「BOOTH」で販売していても、動きはまったくといっていいほどないから、もうちょっと工夫しないといけないところです。けもの道を進むなら、それ相応の才覚と折れない心が要るのでしょう。