Dear To Me
シラベル作曲「Dear To Me」の紹介ページです。
MML
マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。
9人合奏です。昔は8人合奏でした。
9人合奏
- MMLの最終更新日
- 2022年11月12日
- 演奏音源
-
冒頭の調律部分を含みます。
- 演奏時間
- 約3分50秒
- 並び順
- 後列左から、ホイッスル、ドラムA、ドラムB。中列左から、リラ、ウクレレ、エレキギター。前列左から、女声B・女声A・女声C。
- 現仕様との適合性
- 問題なし
- 楽譜
8人合奏(旧版)
サウンドクラウド投稿版
MusicQ改変前、2016年2月7日時点の8人合奏。小太鼓とシンバルを含み、ドラムとリラがないのが、9人合奏版と異なります。
当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。
説明
9人合奏版は、2020年6月にほぼできていましたけれど、歌詞が部分的になかなか決まらず、それで女声AのMMLも確定できなかったので、このページに載せるのがだいぶあとになりました。
その間に、「歌パート除外」で文字数上限を増やす機能も実装されましたけれど、従来の上限を守る形のまま、完成版としました。
2分35秒あたりからの間奏部分で、女声BとCがユニゾンで唄うところは、両者を32分音符ぶん交互にずらしています。
64bit改変後の仕様では、左右の定位差を拡げづらく、モノラルぎみに各パートの音が密集しがち。このMMLの構成・バランスだと、モノラル再生ではリードボーカルがやや埋もれぎみになります。早く以前のような仕様に戻してもらいたいものです。
歌詞
コンクリート湿らせたエコー 私ひとり宛ての語尾のはねた言葉 目立たない小鳥のような子 はじめて聞く声がフォルテで投げられた 気がつけばループして 四六時中 宙に浮いて泡のなか 八重咲きの薔薇の花のフリルに秘めた 微熱をあなたは知らない はにかむようなごまかすような うらはらな身振りはまるで抽象画 指先を気にもかけずに 上空を舞う鳥を見る眼はまだ子供 じれったくて棘で突いても わずらわしげな声 地べたを蹴るかかと ユニゾンを願うほど 濁るばかり 御しがたい周波数 泣きだした低気圧がズキズキさせる パノラマ とばりの裂け目を 繕うように封じるように 鉛色の雲 助けて "To be continued" 八重咲きの薔薇の花のフリルに秘めた 微熱をあなただけに ほら 指を出して糸を掛けて あやとりの迷路はまるで抽象画
曲のあらまし
2014年12月に作りかけた時点では、あざといというか俗っぽいというか、あまりいい印象がなくて、翌日にはこちらをほったらかして、別の曲(「オネリスタ ~これからの日々に幸多かれ~」)の作曲に着手したのでした。でも、やっぱりこういうのも好きなのでしょう、2015年7月にあらためて取り組み、仕上げました。
「dear」をモールス符号で表現すると、ツートトン、トン、トツー、トツートン、となります。これをリズムに置き換えたのが間奏部分です。スリリングでせわしないリズムです。
2021年2月に作詞。部分的に気になっていたところがあって、いい言葉に差し替えるのに1年以上かかり、2022年11月にこのページにようやく掲載。「まるで抽象画」のところが作曲当時からのアイデアで、それに執着したが為、前後のつじつまを合わせるのに苦労しました。タイトルの頭文字を取ると「DTM」(=デスクトップ・ミュージック)になるのは、どういう意図でそうしたのか、もう忘れてしまいましたけれど、歌詞にはそれを反映させて、「エコー」「声」「フォルテ」「ループ」「ユニゾン」「周波数」といった言葉をちりばめました。全篇その調子で押し通せたらよかったのですけれど、「抽象画」「パノラマ」などの視覚的な言葉も交錯して、どっちつかずになっている感が、なきにしもあらず。
作品データ
- 曲名表記
- Dear To Me
- 曲名かな書き
- でぃあ とぅー みー
- 作詞
- シラベル
- 作曲
- シラベル
- 発表日
- 2015年7月18日
関連リンク
- ほかの楽曲紹介ページ(ランダムリスト)