言葉の雨、言葉の海
シラベル作詞・作曲「言葉の雨、言葉の海」の紹介ページです。
MML
マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。
6人合奏です。5人でも弾けます。
6人合奏
- MMLの最終更新日
- 2020年5月28日
- 演奏音源
-
冒頭の調律部分を含みます。
- 演奏時間
- 約5分
- 並び順
- 前列左から、チューニングホイッスル・ピアノ・女声・リュート・ホイッスル。後列中央にドラム。
- 備考・注記
- ドラムを省いて5人で弾いても問題ありません。
- 現仕様との適合性
- (調査予定)
- 楽譜
サウンドクラウド投稿版
ドラムを加える前の5人合奏バージョンです。2017年5月25日版。
当サイト内にも、サウンドクラウド全曲入りプレイリストを置いています。
説明
チューニングホイッスルを使った合奏曲は、「充電を乞う光」「昼休み校舎探検団」につづいてこれが3作目だったと思います。実装後およそ3ヶ月の時期でした。
ふつうのホイッスルは、疑似リバーブの手法で、ふわっとした減衰音を鳴らしていて、これがうまくはまりました。また、間奏では、伸ばしている音の同音を小刻みに鳴らして重ねることで、ビブラート(というよりトレモロ)を模しています。これらは、ホイッスルのo5とおなじ音が、o4以下でも鳴らせるのを利用しています。だからo5の範囲にフレーズの音域をだいたい収める必要がありました。
2020年5月の演奏会用に、ドラムとシロフォンを入れた7人編成に仕立て直し、イントロに波の音などを模したものをつけました。1回きりの消えモノとしてつくったのですけれど、ドラムを間奏から足すのが、思っていたよりも好感触だったので、通常バージョンにドラムを改めて足すことにしました。もちろん、5人合奏で成立するように書いたものなので、ドラムはオプション扱いです。そういうわけで、5人合奏でも6人合奏でも可能です。
歌詞
ふらふら浮かんでいる 言葉ならまだ構わなかった 軽さをいつわり 落ちてくる言葉の雨 降りやむことはない どこに身を寄せようとも 胸をえぐり背中貫き 息もさせない 海辺の家を借りて ふたり静かな日々を送った あらゆる言葉が 混じり合う波の音は 鳴りやむことはない でも安らかに響いてた 防潮堤を超えた日までは ふたり静かに もくもくまたどこかで 群がる雲が空を染める 恵みの雨はもう望まない あのひとはもう ここには帰らない 心も喉もかれた ただひとつの言葉惜しんで すべて失くした ただひとつの言葉があれば いまをふたりで わけあえたのに
曲のあらまし
内省的なバラード。幸の薄そうな声の女性シンガーソングライターがピアノ弾き語りでとつとつと唄うと似合いそうな曲調です。
作曲にとりかかるときは、どういうテーマの歌にするのか見えていなくて、あれこれ考える過程で、あれとこれとがつながって歌詞世界がまとまってくる、というパターンは、この曲に限らずよくあります。発作的にひらめいてすぐ歌ができてしまうようなことは、そうそうありません。でも日頃から、そういった「あれ」「これ」を心のどこかにとどめて貯めておくと、作品の素になります。2017年4月に作詞作曲。
作品データ
- 曲名表記
- 言葉の雨、言葉の海
- 曲名かな書き
- ことばの あめ ことばの うみ
- 作詞
- シラベル
- 作曲
- シラベル
- 発表日
- 2017年4月15日
関連リンク
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