もういいかい？

シラベル作詞・作曲「もういいかい？」の紹介ページです。

MML

マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。

11人合奏です。

11人合奏

MMLの最終更新日
2025年12月14日
演奏音源

冒頭の調律部分を含みます。

もういいかい？_MabiMML.m4a[AAC]
演奏時間
約4分50秒
並び順
左側にエレキギターA・B、ピアノ。右側にマンドリン、バイオリン。
備考・注記
フルート、エレキギターA、バイオリン、チェロは要チューナー。
現仕様との適合性
対応済み
楽譜
  • フルート　（文字数：1598・1199・897）※要チューナー。歌パート除外で入力
  • リュート　（文字数：1115・777・500）
  • ピアノ　（文字数：1192・994・504）※歌パート除外で入力
  • エレキギターA　（文字数：1600・1199・900）※要チューナー。歌パート除外で入力
  • エレキギターB　（文字数：536・445・0）
  • バイオリン　（文字数：1453・798・511）※要チューナー。歌パート除外で入力
  • チェロ　（文字数：1242・433・0）※要チューナー。歌パート除外で入力
  • ハープ　（文字数：1113・609・475）
  • ドラムA　（文字数：1337・1068・131）※歌パート除外で入力
  • ドラムB　（文字数：1596・307・0）※歌パート除外で入力
  • マンドリン　（文字数：3979・2891・1879）ザブキエルの楽譜集（3）使用

説明

もともとエレキAの譜面にはスタッカート的な音符が多く、v0の音符をわずかにずらして重ねることで効率的なノートオフをしていたのが、2023年の64bit改変後の仕様では機能しなくなったので、愚直に64分音符に書き換えました（「舞いあがり降りつもる」などと同様のパターン）。そうすると文字数がすこし足りなくなるので、エレキBにも内容をすこし移してぎりぎり収めました。そのエレキBのほうは、v1の音符をわずかにずらして重ねることでリリースカットをして、アタック部分だけをノイズのように鳴らす技を使っていたのが、やはり64bit改変後にできなくなり、こちらは再現不可能なので断念。もしかしたら別の楽器で似たような音が出せるかもしれないけれど、集中鑑賞モードなどでモノラル再生になった場合、どっちみち埋もれてしまうし、そこに手間をかけるのはやめました。

64bit改変より前のバージョン、エレキのリリースカットが使えていたころの演奏音源としては、2022年のクリスマス演奏会の記録動画があります。下記のリンク先で聴いてみてください。舞台演出による効果音も少々まじります。

注意深く聴くと、ンタタッタタッタ、タッタタッタララ、のようなエレキのフレーズの「ッ」のタイミングで、ギュッ、ボッ、というような音がちいさく鳴っているのがわかります。

初演の2018年のときは小太鼓とシンバルを入れていました。その後ドラムが実装され、2022年版ではそれらをドラムに差し替えました。このページに載せているMMLは、その版をさらに手直ししたもの。といってもエレキ以外はさほど変えていなくて、音量指定をすこしこまかくしたとか、そのくらいの修正です。

歌詞

溶かして　凍てついた勇気を　 やみくもな情熱で　 トゥル・トゥル・トゥ・トゥ　 真冬の雑踏　 今夜こそが最後のチャンスだもん　 ミラノ巻き　ふだんしないくせにマフラー　 左手にシャンメリー　 いそいそお呼ばれ　 もういいかい？　まだだよ　 あんまり早くに来すぎだよって　 もういいかい？　もういいよ　 おじゃましますよ　 わあすごい飾りつけ　きれい　 気づいてほしくてなんやかや　 話しかけてみても　 トゥル・トゥル・トゥ・トゥ　 チキンナゲッツもぐもぐして　 相槌うつばかり　 ごめんねおしゃべりで　 おねがい　ねえ　でも聞いて　 トゥル・トゥル・トゥ・トゥ　 めずらしいねってひとも来てさわがしくなってきたぞ　 みんなのぶん写真あるよ　 高画質印刷　 ひざの上こっそりあげるツーショット　ほら　 もういいかい？　まだだよ　 宙ぶらりんでは胸がもやって　 もういいかい？　ちょっとタンマ　 じれったい　仕舞えない　 だだもれでも構わないもう　 教えてくれたいろんなこと　 支えてくれたこと　 トゥル・トゥル・トゥ・トゥ　 ありがとうねって　いやちがうの　 顔まっかっかって察してよ　 おつかれ　帰り風が立てば　 ほてりにも霜がおりて　 トゥル・トゥル・トゥ・トゥ　 真冬の雑踏　 涙ためて夜道は歩けない　 ごめんね　だだをこねて　 助手席いい気持ち　 トゥル・トゥル・トゥ・トゥ　 ありがとうねって　うちの前に着いたら　 最後にいうからね

曲のあらまし

2018年12月作曲。マビノギのクリスマス演奏会にむけて量産していたころの作品のひとつです。「ひとひら」のような感傷的な歌をつくった直後、こういううきうきした軽快な曲調に向き合ったものだから、精神的にもなかなか難しいところでしたけれど、やればなんとかなるものです。

つくった当時は「トゥル・トゥル……」「もういいかい？　まだだよ」のところくらいしか歌詞の案がなくて、通しで作詞したのはずっと後の2022年の12月。クリスマスシーズンのパーティを舞台に、不器用な恋をざっくばらんな調子で描いています。こんな体験したことないのに。

16分音符がハネるリズムで、しかもシンコペーションがやたらたくさんあります。自分の貧弱な演奏力に見合わない曲を書くのを避けぎみにしている最近では、こういう小洒落た曲をつくらなくなってしまって、それもあまりいいことではないのかもしれません。

作品データ

曲名表記
もういいかい？
曲名かな書き
もう いいかい
作詞
シラベル
作曲
シラベル
発表日
2018年12月22日