そのさきたちつてと
シラベル作詞・作曲「そのさきたちつてと」の紹介ページです。
宅録・DTM
歌入り音源
動画
2022年1月30日公開。
説明
歌入り音源の7作目です。
アコースティックギター、ボーカル、シンセサイザーをそれぞれICレコーダーで録音。切り貼りなし(1箇所、プチノイズを消す為の切り取りはしました)。あと、タンバリンはソフトウェア音源です。
当初は、前作の「不在の秋」と同様に、ギターと歌を同時に録ろうとしていました。でも、1週間以上取り組んでみても、これならいけるぞという感触が全然得られないまま、試作品ばかりたまっていきました。素朴でラフな弾き語りスタイルに固執しないほうがいいのかも、と考え直しました。ギターと歌を別々に録音する形に転じて、テンポもすこし落としました。ダイナミックマイクでの歌録りもやめて、ICレコーダーで録音することにしたので、「よつば」「このままではどうにもならない」に近い声の録りかたに。ワーッと張り上げるところより、やわらかい部分に重点を置くように意識しました。
シンセサイザーは、「不在の秋」と同様のやりかたで、ラジカセにライン接続して、ラジカセの近くにICレコーダーを置いて録音。音色の異なる2テイクを重ねています。半ば即興で、あまり練っていません。
タンバリンは、MIDIデータをソフトウェア音源で鳴らして波形データとして出力し、1打1打がほかのパートとタイミングが合うように、無音部分を切ったり足したりしました。メトロノームを使っていないから、演奏にテンポの揺れがあり、MIDIデータ自体にテンポ指定を入れまくっても、なかなかぴったり合うものではないので、こういう作業が必要でした。タンバリンだけ「鳴っている部屋が違う」ので、リバーブなどの加工を気休め程度に入れました。
動画は、いつも時間かかりすぎなので、絵も含めて半日で仕上げるくらいのつもりで取り組みました。単純なポーズの正面バストアップの絵なら比較的らくに描けます。1月公開だからコートにマフラー。曲そのものは無季ですけれど、たしかにこの音源は冬っぽい響きかもしれないから、ちょうどよいかんじ。後奏部分がほとんどないので、クレジット表記は間奏で出しています。
MML
マビノギ用MMLとその演奏音源を公開しています。
5人合奏です。
5人合奏
- MMLの最終更新日
- 2022年9月24日
- 演奏音源
-
冒頭の調律部分を含みます。
- 演奏時間
- 約3分30秒
- 並び順
- 左にリュートとマンドリン。前列中央にチューニングバイオリン。右にハープ。後列やや右にチューニングフルート。
- 備考・注記
- リュートは要チューナー。
- 現仕様との適合性
- (調査予定)
- 楽譜
- チューニングバイオリン (文字数:1198・774・375)
- リュート (文字数:1200・800・500)※要チューナー
- マンドリン (文字数:1200・792・500)
- ハープ (文字数:1187・735・327)
- チューニングフルート (文字数:4409・2770・1268) ザブキエルの楽譜集(3)使用
- チューニングフルート:分割1本目 (文字数:1544・1200・900)歌パート除外で入力
- チューニングフルート:分割2本目 (文字数:1600・1200・368)歌パート除外で入力
- チューニングフルート:分割3本目 (文字数:1265・370・0)歌パート除外で入力
説明
長く音を引っ張るメロディに、チューニングバイオリンがうまくはまりました。さらにチューニングフルートをユニゾンさせています。チューニングフルートの文字数の多さは、トレモロや高速アルペジオの多用によるものです。
リュートとマンドリンの組み合わせで、アコースティックギターのコード弾きを表現しています。リュートだけだとぺちゃっとした音になるし、マンドリンだけだとパリパリしすぎる、ということで、低音の弦をマンドリンに、高音の弦をリュートに振り分けました。ピックの音だと思って聴けば、マンドリンの同音連打ノイズは気になりません。伴奏がアルペジオ主体の「木の芽どき」でも、この組み合わせを採りました。
ハープでベース音を薄くなぞって、左右の音のバランスをすこしでも補おうとしました。
2022年9月25日、チューニングフルートのMMLファイルを差し替えました。演奏内容は同じです。以下、こまかい話です。
差し替えの詳細(折りたたみ)
「歌パート除外」機能を使い、分割枚数が4枚から3枚に減らして、「楽譜集(3)」でも収められるようにしました。また、「r4r9r8」のところを「r4.r9」に書き換えて1文字削減。
なお、1枚目が1600文字でなく1544文字なのは、作曲スキルウィンドウの仕様(?)によるものです。どういう仕様かについては2022年9月15日のわたしのツイートに載せました。また、マビノギの演奏システム七不思議のページの「作曲スキルウィンドウで、文字数上限まで入力できない場合がある」の項にも記事を書きました。
歌詞
※ あいうえおか きくけこさ しすせ せ すしさ こけくきか おえういあ (※くりかえし) そのさきへゆけない どうしてもゆけない ゆうきがなくてたちつくす たちつてとなにもしないでひきかえす (※くりかえし) そのさきへゆきたい どうしてもゆきたい はるかかなたまみむめも みみもめも とびらのかぎをさがしてる あいうえおか きくけこさ しすせ せせせせせ そのさきへ
楽譜
メロディ譜です。
(2022年10月9日更新。レイアウトの調整をしました。)
曲のあらまし
2022年1月作曲。勇気を出して一歩前へ、というような定番の題材が、あいうえおの五十音をエモーショナルに唄いあげる舞台装置になっています。そのふたつの要素が頭のなかで突然結びついて、これならつくれそうだと勢いづいて、その日のうちにMIDIシーケンサーで曲をスケッチしました。次の日から実際に唄ってみて、節回しを固めていきました。
あいうえお、かきくけこ、という区切りかたではなく、「あー」と伸ばしたり「か」とか「さ」とかで止めたりしているのも、計算のうちです。
ただ、自分の声でサマになるかどうかまでは計算していませんでしたから、「宅録・DTM」の節に書いたとおり、録音には手こずりました。
作品データ
- 曲名表記
- そのさきたちつてと
- 曲名かな書き
- その さき たちつてと
- 作詞
- シラベル
- 作曲
- シラベル
- 発表日
- 2022年1月22日
関連リンク
- ほかの楽曲紹介ページ(ランダムリスト)