月光島ライブ開催後記
オンラインRPG『マビノギ』で、2024年10月27日に開催したプレイヤーイベント「月光島ライブ ~秋の夜長の収穫祭~」の振り返り記事です。
イベントの主催は、羊野めろさんと、わたし(シラベル)です。
会場となった月光島の建設については、月光島ライブ会場建設記のページにて取り上げていますので、あわせてお読みいただければと思います。

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動画
当日の演奏のようすが動画にまとめられています。
あくまで演奏者を映した定点撮影であり、月光島の景観、現地の雰囲気をリアルに伝えるものではありません。映像つきのライブアルバムとしてお楽しみください。
主催側で動画を出すつもりは、わたしとしてはもともとなくて、あとから自分でゆっくり振り返れるように身内用の記録映像さえあればありがたい、という考えでした。でも、撮影担当のかたが動画を熱心に編集してくれて、めろさんとしても当日来られなかったひとに共有したい意向があったので、めろさんのアカウントで限定公開する運びとなりました。
演奏曲目
- ハロウィン2024 (作曲・MML:羊野めろ)
- ついてる!ツインテール (作詞・作曲・MML:シラベル)
- きのうはYesterday (作詞・作曲・MML:シラベル)
- Ghost Ride (作曲・MML:羊野めろ)
- いつかは… (作詞・MML:羊野めろ、作曲:カフィモカ)
- エリン音楽ひろばに行こうよ (作詞:カフィモカ、作曲・MML:羊野めろ)
- 海の見える坂を下って (作詞・作曲・MML:シラベル)
- 心に届け (作曲・MML:羊野めろ)
- 重力の閨 (作曲・MML:シラベル)
- 秋の歌 (作曲・MML:羊野めろ)
- 不在の秋 (作詞・作曲・MML:シラベル)
- 秋風 (作曲・MML:羊野めろ)
- さよならじゃ足りなかった (作詞・作曲・MML:シラベル)
- まくらでおやすみ (作詞・作曲・MML:シラベル)
- あのひとのもとへ連れていって (作曲:シラベル、MML:羊野めろ)
- 野付半島へゆきます (作詞・作曲・MML:シラベル)
- ハッピーハーベスト (作詞・作曲・MML:シラベル)
- Iターン・Uターン (作詞・作曲・MML:シラベル)
- ツイてない1日 (作詞・作曲・MML:羊野めろ)
- 言葉の雨、言葉の海 (作詞・作曲・MML:シラベル)
- Lalala (作曲・MML:羊野めろ)
- マイ・スタンダード・ナンバー (作詞・作曲・MML:シラベル)
- よつば (アンコール)(作詞・作曲・MML:シラベル)
上記のほか、開演前、開演時、曲間にBGMとして用いた曲も多数あります。
2曲をつなげて1回の演奏として弾いたものもありました。上記のリストでは別々に数えています。
わたしがつくった演奏曲のほとんどは、当サイトに楽曲紹介ページがあります。
本番を振り返る

開演時刻。すでに合奏メンバーは舞台の上にてスタンバイ。めろさんとわたしが舞台袖から登場し、客席をぐるりと練り歩きながら、幻惑の演奏スキルで自ら入場曲を演奏しました。動画でも聴けるので補足をしておくと、これはめろさんの「秋風」をもとにわたしが用意した変奏曲。後追い方式の2人合奏を幻惑の演奏スキルで披露したのは初めてでした。でも、わたしのミスで2パートの同期が完全にずれてぐちゃぐちゃになってしまいました。1回きりなだけになおさら、悔いが残っています。

本篇の1曲目「ハロウィン2024」をさっそく弾き始めます。今回のめろさんの書きおろし。エリン音楽ひろば 2023年10月の記事で「1年後の開催では、めろさんがハロウィンシーズン向けの合奏を披露する」予定だと書いていました。ひろばではなく演奏会を主催して伏線を回収することになるとは。
この曲を作曲中のめろさんに、間奏でメンバー紹介をしよう、と提案して、メンバーそれぞれのソロパートを詰め込む構成にしてもらいました。マビノギの合奏は曲ごとに担当楽器をころころ変えるし、聴き手にとって誰がなんの楽器をやっているかはべつに関係ないので、名前だけを呼ぶ形にしましたけれど、リアルなライブっぽく「On drums、だれだれさんー!」なんていう感じで本当はやりたかったところ。

MMLをつなげて、「ついてる!ツインテール」と「きのうはYesterday」の2曲を一気に。合奏の曲間のコントロールは永遠のテーマともいえます。MMLをつなげればそれも可能になり、曲間の退屈な無音をなくすこともできますけれど、曲それぞれの楽器編成が似ていないと連結しづらいし、どうしても複数人ぶんザブキエルの楽譜集が要るから、普段の演奏会ではなかなか実現できないことです。今回は、6人合奏の「きのうはYesterday」を10人合奏の「ついてる!ツインテール」の編成に合わせて、さりげなく再アレンジしました。
今回、めろさんは数曲で、わたしはほとんどの曲でインタラクション歌詞出しをしました。めろさんは歌詞を出す曲でのみペットを出し、わたしはラグリンネのソファミンをほとんど出しっぱなしにしていました。以前好評だった、人形カバンを使っての腹話術MCも序盤だけやりました。腹話術をしながらソファミンで歌詞出しをしたのは初めてだったかも。

めろさんの「Ghost Ride」は、1曲目と同じくハロウィンシーズン用のジャズ曲です。演奏メンバーのみなさんにもハロウィンふうの衣裳での出演をお願いしていました。そのくせ、わたしはハロウィンに関心がないのでそういう曲も書けず、序盤で早くも弾切れというかなんというか。
俯瞰で撮った画像1-4を見て、客席の両脇のベンチはなんだ、と思われるかもしれません。野外フェスなどで遠巻きにゆったり観る席のような距離感で、ベンチをいくつか配置していました。ベンチに座ると料理シェアリングができます。「おやつは300円まで」とポスターに書いたので、ハロウィン系のおやつを持ってくるお客さんを想定していました。結局ベンチには誰も座らなかったようでした。客席に椅子をずらりと並べる、という設計にしなかったのは、きっとみんな座席に腰掛けるのは不便でめんどうなはず、堅苦しい感じもするし、好きな位置で地べたに座るのが楽だろう、と考えたからです。

「いつかは…」と「エリン音楽ひろばに行こうよ」は、今回の演奏メンバーでもあるカフィモカさんと、めろさんとの共作。いわばゲスト枠またはコラボ枠です。今回のセットリストは総じてエレキギターの影が薄くて、そのぶん「いつかは…」がかなりアグレッシブな曲に聞こえます。「エリン音楽ひろばに行こうよ」については、エリン音楽ひろば 2023年6月の記事に説明があります。
すこしずつ落ち着いた曲調に寄せていき、秋にちなんだ曲が続く中盤へ進みます。

曲順のイメージとしては、企画段階から〈前半はハロウィンシーズンも意識してにぎやかに、後半は秋らしくしっとり落ち着いた感じで〉という流れを考えていました。まずふたりそれぞれ、今回弾きたい曲を10曲前後リストアップし、必要になりそうな新曲を見積もりました。ふたりの曲をバランスよく並べるのがすこし難しかったですけれど、なかなかいい曲順になったと思います。〈ライブコンサートらしいセットリスト〉を考えるのは楽しいことです。

2024年の、とくに西日本の残暑は異常にしつこかったので、初秋を歌詞のテーマにした「不在の秋」を10月に弾いても、あまり時期外れな感じではありませんでした。
主催除く演奏メンバーの位置を終始固定にせず、みんなどこかのタイミングで中央に立てるよう、配置の流れを組み立てていました。自分だけ端っこで出番が少ない、なんてことがあってはメンバーのかたに申し訳ないし、合奏に加わったり休んだりする数もなるべく不均等にならないようにしました。なかなか難しいパズルでした。配置をころころ変えるとミスを誘発しかねませんけれど、頼れるメンバーなのでそんな心配はしていませんでしたし、並びが終始おなじで動きがないのは観ている側からするとつまらない、と思っているのでこの点にはこだわりがありました。ただ、主催側のめろさんとわたしまで立ち位置をあちこち変えるとなると、余裕がなくなりそうだった(し、実際なかった)ので、そこは断念しました。
めろさんの「秋風」、曲の長さが2分くらいしかないから、繰り返しを足して尺を伸ばそうよと提案したのですけれど、いじりようがない、とのことでそのままに。わたしとしては、今回のライブを象徴する曲、という位置づけにしたいと思ったのでした。開会時のBGMを「秋風」の変奏にしたのも、そういう愛着ゆえでした。

22時を回りました。「さよならじゃ足りなかった」の長い後奏でわたしだけ、ソファミンとともに舞台袖に引き、生け垣に隠れて衣裳替え。「バックバンドが長い後奏を熱演中にボーカルのひとが袖にさがって息を整えて……」という、ライブでよくある演出手法のまねごとです。とはいえ、先にも書いたように「だれがどのパートを担当しているか」はマビノギの合奏だと聴き手にとって二の次だし、この曲の場合ボーカル相当のパートがフルートだから、見た目だけではそこまでの意図が伝わっていなかったかも。
ちなみに、めろさんは出つづけなので、舞台上で知らぬ間に何度か着替えていました。
曲のあと、舞台の上にめろさんひとりきりとなり、打ち合わせなしのフリートーク。エリン音楽ひろばのときのように、会場のひとたちと気軽なやりとりができれば、という思いがあり、ここの枠はあえて不確定要素を残していました。わたしは袖で、舞台に出ていくタイミングを窺いながら見守っていましたけれど、あのときのめろさんはひときわ頼もしく見えました。

おもむろにわたしが会話に加わり、2人合奏で「まくらでおやすみ」。2017年の演奏会で1回弾いたきり、しかもそのときはシラベルとは別のキャラで出演、あまつさえ曲名も決まっていなかった、という埋もれた作品だったので、実質、新曲に近いのでした。ソファミンも寝かせて歌詞出し。

合奏メンバーがふたたび並び、「あのひとのもとへ連れていって」。これはわたしの曲をめろさんがアレンジしたバージョン。その当時の話もすこししゃべりました。

会のサブタイトルを「秋の夜長の収穫祭」としたのだから、「ハッピーハーベスト」を弾くには絶好の機会、そしていまこそ歌詞をつけるべきタイミングだ、と考えていました。その歌詞が仕上がったのは恐ろしいことに前日の夜。いやあ、ほんとに間に合ってよかった。この「ハッピーハーベスト」と「Iターン・Uターン」も、ひとつの合奏に連結しました。最後の1音を引っ張ってかすかに鳴らしたまま、次の曲のイントロにそのままつなげました。

いよいよ締めに向かいます。わたしのバラードの「言葉の雨、言葉の海」、23時を過ぎて、めろさんのボサノバ「Lalala」。最後にこの「Lalala」を持ってきてはどうかと考えていたのですけれど、めろさんが固辞して、ラストのひとつ前になりました。
作品についての能書きや無駄口を並べたくなかったし、時間配分の都合もあって、とくにわたしの曲間のしゃべりは少なめにしていました。小細工なしといえば恰好はいいのですけれど、そのせいもあって終盤はとくに、落ち着いた、というよりも起伏の少ない淡白な進行だったという反省があります。こういう形式の演奏会は、1時間か1時間半くらいにまとめるのがちょうどいいんだろうなと、いまは思います。2時間以上のボリュームでやるなら、もっと振れ幅を大きくして、祝祭的な盛り上げを終盤にも用意しておくのがいいのでしょう。

初披露の「マイ・スタンダード・ナンバー」で全曲が終わり、23時11分、全員いちど舞台袖に退きます。ここでドッとアンコールが沸くかどうかがライブのよしあしのバロメーターです。2022年のクリスマス演奏会では、アンコールは無しでーす、なんてわざと客席を挑発したものでした。どうせやるんでしょ、ほらね、という感じの形式的なアンコールは好まないので。

ドッと沸いたわけではなかったけれど、アンコールに応えて「よつば」の演奏。前掲の動画では画面外になっていますけれど、(画像1-14のように)メンバー全員で客席を囲みました。

そして、手の空いたメンバーには自由に踊っていただきました。進行表の配置図に「(踊り)」と記しただけで、すべてお任せしていました。モーションが揃っているのはメンバー(お客さん含む)の踊りスキルがマスターランクだからです。

23時20分すぎ、記念撮影をして終演です。夜で画面が暗くなってしまいました。夜にキャンプファイアなどをつけても周囲が明るくできないのが、月光島や浪漫農場の不便なところ。なるべく上手にスクリーンショットを撮りたかったのですけれど……もうふらふらでした。
ライブを終えて
とくにインフルエンサーでもない、わたしとめろさんによる自作曲オンリーの出し物であるにもかかわらず、足を運んでくださった数十名のみなさま。どうもありがとうございました。いつまでも記憶に残るイベントとなれば幸いです。
配信や画面共有がどれくらいあったのかわかりませんけれど、マビノギプレイヤーではないかたにも当日、動画で観てもらえていたらしいので、よかったと思います。
タイニィ・タイニィ・サークル・オブ・フレンズのみなさま、すなわちお手伝いメンバーのみなさま。どうもありがとうございました。本番が滞りなく進められたのは、各メンバーのお力添えがあったからこそだったということは、改めて強調しておきたいと思います。主催の力量不足を補っていただきました。
そして、わたしのやりたいようにやらせてくれた、羊野めろさん。どうもありがとう。つくづくわたしは、チームでなにかをするのが向いていない性格だと再認識し、そのくせひとりきりではなにかを始める行動力も度胸もありません。こういうイベントができたのも、めろさんの存在あればこそです。
今回やってみて、月光島で演奏会を催すのは充分に可能だということが確認できました。景観に凝るほどマップが重くなりますけれど、アニメーションつきの設置物を大量に置かないかぎりは、低スペックなプレイ環境でも島の出入りや移動ができなくなるようなことはなさそうです。演奏にも支障はありませんでした。ただし、チャットがちょっと遅延する、という声は今回いくらか挙がっていました。
浪漫農場と同様、他人の月光島に入場すること自体が、慣れていないと怖かったりよくわからなかったりするもので、そこの解決がいちばん難しいところです。身内寄りなイベントだったらその点は気にしなくていいと思いますけれど、なるべく丁寧な案内をして、心理的障壁を低くする配慮は、いくらしてもしすぎるということはありません。
企画のあらまし、開催までの道のり
2024年8月のアップデートで「月光島」が実装されました。ハウジング系のコンテンツで、「浪漫農場」の後継にあたります。プレイヤーキャラごとに島がつくれて、地面の高さをいじったり、浪漫農場とおなじように設置物を並べたり、NPCの住民の衣裳を着せ替えしたりして、自由度の高い景観づくりができます。
隔月で羊野めろさんと「エリン音楽ひろば」を主催しているのですけれど、2024年10月のぶんを1回飛ばして、その代わりに、月光島に設営したステージでふたりでコンサートを行なおう、というのが今回の企画でした。
オープンな演奏会を月光島で開く、というのは時期的に考えて日本で前例がないはずで、いままでになかった演奏会をつくりあげようという意気込みで臨みました。
主催者が公演する形式の演奏会は、2022年末にも、羊野めろさん、ひろまろんさんと「Merry Bell Bell Christmas」を催したことがありました。そのときも自作曲を持ち寄る形でしたけれど、今回はさらに徹底して、パブリックドメインの有名曲も交ぜずに、自作曲のみを弾きまくるという内容にしました。
エリン音楽ひろばを構想していた当時から、めろさんに、いつかふたりで演奏会もできたらいいね、というようなことをいわれていました。漠然と描いていたその夢を実現する機は熟した、という直観がありました。
2024年になって、わたしもめろさんも定期演奏会から足が遠のきがちになっていました。わたしにとっては、高いモチベーションで臨める演奏会がないのなら自分たちでつくろう、そこでやりたいことを存分にやろう、というのが今回の企画の原動力でした。
企画を決意して準備やメンバー集めに取りかかったのは9月の中旬から。開催告知を出したのは9月30日でした。

9月27日の夜中、ポスターに使うスクリーンショットをめろさんと撮影・選定。画像2-1は、ああしようかこうしようかと現地でやりとりしているふたりの姿。この時点では島の領域拡張も完了していなくて、急ごしらえで花畑やススキ(小麦畑)などの設置物を飾りました。

画像2-2が、告知用につくったポスターです。
「エリン音楽ひろば・プレゼンツ」と銘打っていたのは、深い意味はなくて雰囲気づくりでしたけれど、この一句を入れるかどうかには迷いました。エリン音楽ひろばに通っていないと文脈がわからない内輪な会だと思われやしないかという心配がありました。
合奏メンバーが11人いれば足りそうだと見当をつけて、9人の合奏お手伝いメンバーを集めました。シャレで《タイニィ・タイニィ・サークル・オブ・フレンズ》と勝手に名づけてポスターに書き入れました。(《ロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズ》みたいな感じで。)
開催場所の月光島の名前は、ひねらずに「ムーンライトパーク」にしました。シラベルではない別アカウントの持ちキャラの月光島です。もし主催・演奏をするキャラ自身の月光島を会場にすると、開催中にキャラクターを右クリックして入場する手段が失なわれて不便になってしまいます。浪漫農場だったら家を契約して「招待状」を発行し、露店などで売ればいいのですけれど、月光島にはそういう機能が見当たりません。
月光島や浪漫農場の持ち主は、迷惑プレイヤーを追い出してブロックする機能が使えます。ただし、外にいては機能が使えないので、本番中に万一そういう事態が起きたときのみ、持ち主キャラで入場することにしていました。

他人のキャラの月光島に入場する方法がわからないひとも少なくないと予想された為、これでもかというくらいにわかりやすくガイドをつくりました(画像2-4)。月光島の所有キャラを待機させる場所は、雰囲気とアクセスのしやすさとを重視して、ティルコネイルの風車前にしました。

実際にはそこまでやってもガイド不足のようでした。それで、メンバーのかたがたの自主判断で、入場用キャラのそばに気球を出して目立つようにしたり(画像2-5)、看板を出したりで、来場者を誘導してくれていました。なにからなにまですみません。
ちなみに、メンバーとの連絡には「Discord」を、主催同士でアイデアを書き散らかしたり選曲・曲順を煮詰めたりするのには「Scrapbox(現・Cosense)」を使いました。合奏の並びの図は「Google スプレッドシート」を用いて共有しました。
本番中に観客の反応をもとにめろさんがその場で作曲するなど、参加型の要素を組み込むアイデアも当初ありました。残り2週間を切ったころになると、あれも無理これも不可能、こっちは絶対に間に合わせる、と大風呂敷に詰めた夢を絞っていかざるを得ません。ネットプリント用のチケットもどきとか、会場への案内動画とか、めろさんにもいわなかった腹案がいくつも闇に消えました。フリースタイルジャムも本当ならやりたかったところでしたけれど、間に合わせられませんでした。
本番の前々日にメンバーに集まっていただき、リハーサルをしました。曲間にしゃべる内容などは、前日・当日まで練っていました。
月光島ライブ会場建設記のページに、会場のムーンライトパークの設営の話やスクリーンショットをいろいろ載せています。月光島ライブの当日を除き、一般開放をしていませんので、せめて記事でムーンライトパークのようすをお届けしたいと思いました。
開催までの1ヶ月半の準備のうち、大半を月光島の開拓に費やしていました。つまり、はたから見てたら単にゲームしてただけなわけですけれど、たとえば「cluster」でライブをする為に自分のワールドに舞台を組み上げるのと、たぶん本質的にはあまり変わらない作業かもしれないと思います(詳しくないけれど)。ただ、メタバースで本気で自前の舞台を設営しようとするなら、少なくとも「Unity」を使いこなせるくらいでないといけないのでしょうから、マビノギなどのオンラインRPGの場を借りるほうがずっと手軽です。参加者同士が共有している文脈や文化があるのも、オンラインRPGの強みだろうと思います。